目次
全体主義の批判者アーレント女史を招霊する
スピリチュアル講義(民主主義について 東アジアの全体主義について 共産主義と平等について 日本的社会主義について 「神の愛」と「神の正義」について 幸福の科学について)
ハイデガーとの愛を語る
「新時代の預言者」として
霊言を終えて―「自由」と「神の愛」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
p.ntsk
16
ハンナ・アーレント教授の白熱教室のようでした。非常に頭のいい方なのだとあらためて思いました。自分の全体主義や民主主義と言ったものに対する理解の緩さがよく分かりました。アーレントの政治哲学の中心にあるのは神への愛。言い換えれば世界への愛。世界の人々への愛があるかどうか。そこが全体主義を見抜くポイントであると思いました。2014/06/20
とらじゃ
3
「考える人」でありなさい、という事を教えられた。普段考えている様で、実は考えてないのだなあと反省(笑)2014/07/28
パングル
2
自由には神の愛、正義が含まれる。2014/06/08
猫星人
2
前半部分でとまどってしまったけど・・・テストだったんですね。 ハンナ・アーレント、頭が良くてすごい人です。2014/06/03
はぴふる
1
93問題は、「そこに愛があるかどうか」です。つまり、「神の愛」があるか、ないか。あるいは、その愛が、「神の正義」に近いものであるかどうかです。あなたがたの体制や運動に、この種の愛と正義があるならば、それは他国への侵入でも帝国主義でもありません。ですから、中国や北朝鮮に対しては、「そこに何らかの、神や仏の愛はあるか。仏の慈悲はあるか。あるいは、神の正義はあるか」と問わなければいけません。121私の哲学の中心概念は「愛」です。そして、その「愛」とは、もちろん「神の愛」であり、「世界に対する愛」という意味です。2023/07/25