小学館新書<br> 働き盛りを襲う脳梗塞 ここまで防げる、ここまで治る最新医療(小学館新書)

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小学館新書
働き盛りを襲う脳梗塞 ここまで防げる、ここまで治る最新医療(小学館新書)

  • 著者名:内山真一郎【著】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 小学館(2014/06発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784098252053

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内容説明

こわいけど知っておきたい「若年性脳梗塞」。

脳梗塞の患者数は現在約120万人。医療技術の進歩によって死亡者数は減少していますが、発症する人は増え続けています。中でも最近目立つのは、比較的若くして発症する人。30代、40代の働き盛りで病に倒れる人が意外なほど多くいます。ゴルフなどによる動脈解離、ピルの常用、血流を制限するようなトレーニング法、喫煙、ドラッグなどが引き金になる「若年性脳梗塞」(40代以下で発症)や生活習慣病の低年齢化による「働き盛りの脳梗塞」について、脳梗塞診断・治療の第一人者であり、長嶋茂雄氏の主治医でもある山王病院・脳血管センター長の内山真一郎先生が詳しく解説します。
さらに予防法や、発症後8時間までなら血栓を溶解できる最新治療法についても紹介。異変を感じたら、まずどういう病院に行けばいいか、いい医者の条件とは何かについても、内山先生に語っていただきます。
あわせて、プロレスラーの高山善廣さん、フリーアナウンサーの沼尾ひろ子さんら若年性脳梗塞経験者に、発症したときの様子やリハビリについて取材。働き盛りの脳梗塞についてより具体的に、興味深く読んでいただける一冊です。

※本書内記載病院リストは2014年4月・5月度分となります。

目次

第1章 脳梗塞ってどんな病気?
第2章 脳梗塞の症状と意外な原因
第3章 治療は時間との勝負!
第4章 後遺症、リハビリテーショシンと再発防止法
第5章 脳梗塞を経験した方の証言
第6章 発症する前に脳卒中を予防する

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アルカリオン

16
良書。わかりやすく学びのある内容を、医療のプロとしての良心的執筆姿勢で書いている。予備知識ゼロではやや難しいかもしれず、専門外の医師や医療関連従事者が読むと得るものが多いだろうという気はするが、わかる部分だけ読んでも大いに参考になる▼これ一冊で著者の内山医師は「信頼できる書き手」だと判断できる▼4-5人に1人は心臓の右心房と左心房の間に穴が開いている(「卵円孔開存」)。これがあっても通常は支障がないが、悪条件が重なると脳梗塞の原因となりうる。2022/11/20

みみりん

3
母の脳梗塞は冬の脱水でした。脳梗塞の治療は時間との勝負と当時も言われていて、発症してすぐ救急車に乗れても病院によっては時間内に最新の治療を受けられない。リハビリはできるだけ早くとわかっていても、リハビリ治療が受けられない病院、リハビリ専門病院に空きがなくて1ヶ月以上転院できないというのが現実でした。先の長い若い人の方が優先されるのかもしれません。84歳の母は退院してからリハビリしても現状維持が精一杯。リハビリしないと動けなくなる。とにかく防ぐしかない。2020/12/18

てつろう

3
多少わかりやすく書いてあるけど、ほぼ知っている内容。体験談とかかいてあるが、具体的な各種の数値なども書いてないと抽象的で参考にならなかった。2014/06/29

かんな

1
該当する項目があるわあるわf´-`;)とりあえずお茶にします。2020/02/09

ponte

1
脳梗塞の怖さが改めて分かった。今の自分に不足していることは、水をたくさん飲むことかな2017/10/29

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