角川ホラー文庫<br> 8番目のマリア

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角川ホラー文庫
8番目のマリア

  • 著者名:美輪和音
  • 価格 ¥616(本体¥560)
  • KADOKAWA(2014/05発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041016435

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内容説明

「罪を告白し懺悔せよ」。幼なじみ六人とともに七角形の部屋に閉じ込められた神崎青史が参加させられる、命をかけた多数決。ゲームを仕組んだのは誰なのか、戦慄の心理戦の先に潜む衝撃の真実とは!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

nobby

135
あまり高くない評判通りに、いろいろ残念で勿体ない…目覚めると有無を言わさず始められるデスゲーム。拘束された7人共通の罪を告白した後、各々の投票により首謀者を断罪…処刑順とか黒幕なんかも結構ベタな展開で深みはあまりない。虹になぞらえた人物名やキリスト教に悪魔要素など絡めていくのは興味深いが、何せ後出しの事柄ばかりで話が広げられるから、結末だけ確認するべく読んだ感じ…それにしても何とも身勝手で自己弁護に終始する擦り付け合いが浅はか過ぎて読むに絶えなかった…個人的に美輪さんに求めてるのがこれじゃないことは確か…2020/04/18

あも

74
何だこりゃ。友人グループ7人が結婚式の後、気付くと首に縄をつけられ、出口のない部屋に閉じ込められ、蛇の仮面をかぶった人物に謎のゲームに参加させら…いや、こんな話どれだけ巷に溢れてるよ。といって特に驚く展開も仕掛けも皆無。あー、はいはいデスゲームってこんな感じ!なスタンダード要素をかき集めて書いたとしか言いようがない。7人が青史やスミレ等、虹の色の付く名前で、原因らしき人物が真白…。細部に至るまでパクリとまでは言わねど、どこかで見たような要素ばかり。綺麗に収束して読みやすいのでデスゲーム初心者にはおススメ。2017/10/13

mihya

58
読む前に、面白そうかどうかを判断しようと感想を見た。もちろんネタバレは読まない。ネタバレ設定していないのにネタをバラしている感想があり、残念ながら、楽しさ半減…いや、それ以下だった。ネタバレした方には、罪の告白と懺悔を求めます。 本来の楽しみ方が出来れば、きっと面白かったと思う。残念でならない。2022/10/25

らむり

49
密室相互殺人サバイバル?もの。美輪さんの割にはグロくないな。。と思ってたら、ラストで理由が分かりました。読後感はちょっとモヤモヤ。2014/05/27

すたこ

26
★★★★初読み作家さん。デスゲームホラーというのか? ホラーという怖さはないけど、ゾワゾワする。こういう設定は嫌いではないので、サクサク読めて面白かった。登場人物の癖の強さが良かった!!チャクラやらキリスト教やら、ちょっと詰め込み過ぎ感があったけど、深く考えずに読むのにちょうどいい作品だった。私は結構楽しく読めたけど、この作品は評判が良くないらしいので(笑)著者の他の作品を読んでみたいと思った。2020/08/19

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