内容説明
日本最大の暴力団が、企てた町の制圧作戦。前代未聞の陰謀に、元軍人や元泥棒など、第一線を退いた七人の市民が立ち上がる。逃げ続けていたそれぞれの人生の復活を賭けた闘いに、勝ち目はあるのか――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ラミウ
4
町全体を自分たちの首都として乗っとる計画を立てた暴力団に対して、様々な過去を持った七人の住人が、それぞれの特殊技能を駆使して立ち向かう。設定段階で有り得ない要素が多く、かなり都合のいい展開が続くんだけど、逆に「こいつはどういう設定だ?」って感じで、楽しみながら読めました。余韻もほとんどなく、まさにアッサリ読める一冊でした。ひねりなし。そして多分、作者は戦争用語が好きなんだろうなと感じました。笑2014/06/18
330
3
これが森村誠一の小説?と思う内容でした。昔読んだ推理小説のイメージが強く読み進めている最中に、森村誠一著が全くイメージできなかった。でも内容は、まあ嫌いじゃないかな。2014/06/11