双葉新書<br> 「見たいテレビ」が今日もない メディアの王様・崩壊

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双葉新書
「見たいテレビ」が今日もない メディアの王様・崩壊

  • 著者名:長谷川豊【著】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 双葉社(2014/10発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575154436

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内容説明

なぜ、「見たいテレビ番組」はなくなったのか。どれも同じのバラエティ番組、権力に弱い報道番組、ステルス広告だらけの情報番組、そして局内に蔓延する過剰な自主規制。元フジテレビアナウンサーの著者が肌で感じたテレビ業界崩壊の10年。ネットという新メディアの台頭に右往左往するだけのテレビの裏側を明かす。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おさむ

39
ブックオフの108円本。フジテレビ元アナの暴露本。報道局の記者が意味なくエラソーとか、タダ券を山ほど持ってくるネズミの国(わかりますよね)の営業マン等、本音丸出しで笑えました。この方、最近はネットでメディアのネタで積極発言してますね。2016/06/15

kumicom

35
フジTVのやり方批判&日テレ礼讃。確かに、フジTV時代の長谷川さんは軽快でスマートで面白かった。だから、あんな事件起こしたなんてショックだったけれど、それは誰かにはめられていたってことなのよね。汚名を晴らしたいのは良くわかる。悔しいよね。でも、ここまで現在のフジTVを落とすのは明け透けすぎて怖い。自殺者が出たトイレがセメントで塗り固められたいたって、企業の体質としてあり得ない。TVにはヤラセ(演出)があるとか、ミッキーの背中にはジッパーがあるとか言っちゃって、長谷川さんが今後消されちゃわないか心配(笑)。2015/04/29

したっぱ店員

33
著者のことは知らなかったが、タイトルで衝動買い。フジテレビともめて辞めた方なんで、サブタイトル通り、フジの「崩壊の10年」の話。26時間テレビやお台場での夏のイベント、情報番組内のねずみ王国ネタ・・等、なかなかぶっちゃけられてて興味深い。この通りならさらにフジは迷走するかも。関係ないけど個人的に、日本のテレビ局のサッカー中継にすごく不満なんで、スポーツの章にいっさいその話がなくてちょっと残念だった。2014/06/04

ともたか

9
テレビは表側(画面に表示されるもの)より裏側(内幕の内容)がおもしろいことがよおおおおくわかった。やっぱり、テレビは見るものでない 叩くものである。昔は映りが悪いと外箱を叩いたりチャンネルの切り替えツマミをガチャガチャしたもんだねぇ。今の人はこんなこと知らないか。オソマツ。2016/07/22

軍縮地球市民shinshin

9
このタイトルのつけ方はうまいなぁと思う。ほんとうに「見たいテレビ」がないのだ。子供の頃はもっとあったような気がするが。。。単純にネットが出来たから、というだけではないような気がする。テレビ制作者の質が下がったのと、過剰な「自己規制」があるのだろう。自己規制を生んだのは、過失を過剰に叩いて溜飲を下げる日本の大衆社会のような気がする。本書はそこまで突っ込んでいないが、長年テレビ業界にいて、裏側も知っている著者が、フジテレビの恨みも含めて暴露した、といった本。語り下ろしながら結構言いたい事を言っている。2016/01/29

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