内容説明
江戸時代から現代にかけて、大きく変わった東京44の「まち」の歴史を、古地図を手がかりに辿ってみよう。「新宿都庁の裏は滝だった」「競走馬が駆けめぐる上野不忍池」「羽田空港はかつての一大リゾート地」「光が丘団地は首都防衛の拠点だった」「寅さんの町葛飾柴又に走っていた人車鉄道」など、面白くてためになる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
saga
25
日本橋などの地名毎に章を立て、江戸から平成までの時代を串刺しに書かれており、興味深く読了した。書名に「古地図」と謳われているが、主に明治から昭和初期の地形図を中心とした説明で、今まで読了した同類の本と被ることは少なかったのも良かった。例えて言うならブラタモリのような本だったかも知れない。2014/10/19
ともたか
8
おお、おもしろい。2016/01/31
rbyawa
1
e234、そもそも「謎解き」というタイトルで謎解きをしている本を見たことがなかったのでまあいいんですが、東側は良かったんですが西側がだいぶおざなりというか、六本木で六本木ヒルズが存在してないレベルに出てこないと思わなかった(毛利庭園あるのに…)、という感じに全体的に対象は恣意的です。両国出てくるのに国技館もないしね、それとも誰でも知ってるから省いてるのかなぁ。地名ごとに小さな地図を出し、そこに関してはきっちり分析をするような体裁です、区ごとの本とかなら面白い切り口になりそうなのに、なんとなく惜しい人だな。2014/08/22