黄金の旅路 人智を超えた馬・ステイゴールドの物語

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黄金の旅路 人智を超えた馬・ステイゴールドの物語

  • 著者名:石田敏徳【著】
  • 価格 ¥1,155(本体¥1,050)
  • 講談社(2014/06発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062189729

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内容説明

現役時代は「シルバーコレクター」として人気のあったステイゴールド。今でこそ日本競馬界屈指の種牡馬として名声を轟かせている同馬だが、原点に立ち返ってみれば、「将来の成功を約束された種牡馬」ではなかった。しかし、オルフェーヴル、ゴールドシップ、レッドリヴェールら産駒が次々とG1を勝つことで、状況は一変。「社台をここまで本気にさせた日高の種牡馬は過去にいなかった」と評されるまでに至った軌跡をたどる。

目次

第1章 オルフェーヴルに受け継がれた烈しい気性のルーツ
第2章 種を制する者が競馬界を制す―社台が売却しかけた経緯
第3章 五〇戦七勝―二着一二回・三着八回から得られた確信
第4章 父のイメージを根底から覆した馬―ドリームジャーニー
第5章 日高にもたらした夢と希望―ナカヤマフェスタ
第6章 偶然が生み出した稀代の三冠馬―オルフェーヴル
第7章 「黄金の配合」と名門・メジロ牧場の今
第8章 親から子へ―代替わりして紡がれる新たな歴史

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しょーくん@本棚再編中

44
★★★★★★☆☆☆☆現役の頃からステイゴールドが好きでしたので、興味深い内容でした。必ずしも輝けるものではなかった現役時代とは裏腹に、超一流の馬を輩出する種牡馬生活のギャップがまたいいですね。これだから競馬の血統は奥深い。2014/11/07

瑪瑙(サードニックス)

41
大好きなステイゴールドの事をもっと知りたくて手に取りました。まさかステイゴールドの父親のサンデーサイレンスとメジロマックイーンが、種牡馬の放牧地で仲良しだったとは驚きでした。そしてメジロマックイーンの血をひく牝馬とステイゴールドとの間の産駒が大活躍する事になるなんて。メジロ牧場が解散して散らばってしまった牝馬を、血眼で探しだして買い戻す騒ぎが起きていたとは。それだけどういう配合をすれば走る馬が生まれるかなんて分からなかい事が多いから,、少しでも良いデータが得られたらそういう騒ぎになるのですね。2022/10/18

急いで突厥

29
今をときめく黄金配合。ステイゴールド×メジロマックイーン牝馬。ドリームジャーニーでヒットの兆しを見せたこの配合はオルフェーヴル、ゴールドシップの活躍で一躍トレンドとなった。 現在800万円の種付け料は底値の時は80万円だった。 そんなステイゴールドの競走馬時代から現在の軌跡が書かれてます。2014/05/27

異世界西郷さん

21
往年の名馬を何頭も輩出してきたステイゴールドは果たしてどのような馬だったのか。彼やその子孫を通して黄金の旅路を巡る一冊。某競馬解説動画でうp主がやたらとこの馬を推していたので、どんな馬だったのかと気になり本書を手に取ってみました。遅咲きの代表みたいな馬ですが、だからこそ「こいつは何かやる」みたいな期待を抱かせ、人を惹きつけてやまない魅力を感じることができました。種牡馬生活でも、オルフェーヴルなどの名馬を生み出すなどかなり恵まれた一生だったのではないかと思います。2018/09/20

明智紫苑

12
あのゴールドシップのお父様の本。波瀾万丈、ドラマチックなお馬さん。ディープインパクトが宮城谷昌光作品ならば、ステイゴールドは塚本靑史作品。2023/07/04

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