そうだったのか!! 「国土強靭化」 - レジリエンス社会への挑戦

個数:1
紙書籍版価格
¥1,650
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

そうだったのか!! 「国土強靭化」 - レジリエンス社会への挑戦

  • 著者名:古屋圭司
  • 価格 ¥1,600(本体¥1,455)
  • PHP研究所(2014/12発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 420pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569818825

ファイル: /

内容説明

道路が国民と地域、そして国家にとって重要な役割を担うことは論を俟たない。だが、南海トラフ地震や首都直下地震などの大規模地震をはじめとした、数々の国家的な巨大リスクに立ち向かうための「国土強靱化」を実現するには、道路に加えて、エネルギーや小・中学校の教育、IT技術や人材育成など、ハード面だけでなくソフト面も含めた取り組みをオールジャパンで進めていかなければならない。そうした認識のもと、安倍総理より「国土強靱化担当大臣」という重職を任命された著者は、この一年半にわたって、自民党の国土強靱化総合調査会をはじめ各方面の関係者と連携し、平成25年暮れに成立した「国土強靱化基本法」の考え方に基づいて、「レジリエンス(強靱)社会」の創造に向けて邁進してきた。他方、「国土強靱化」=「単なるバラマキの公共事業だ」という解説があるが、そうした誤解を正すとともに、その具体像と全体像を国民の前に明らかにする。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MOKIZAN

4
「国土強靭化」ほんの2年程前までは頻繁に引き出されていたのに、世間のイメージ的にはお蔵入りしてしまった単語のようである。政治家本なので、一歩引いて読むつもりっだたが、面と向かって読むだけの内容だったと思う。ただ何とも、最近古屋さん自身のメディア露出が激減したこともあり、書いてある思いが、継承実施されているのか、指針変更されていないのかが不安である。著者が変わってもいいから、継続本のようなものが出版されると嬉しいな。 2015/12/30

マウンテンゴリラ

1
政治家が書く一般向け書物には、偽善的なものがあるという偏見から、これまでほとんど読んだことがなかったが、たまたま参加したセミナーで手にいれたため、読んでみることにした。ところが、偏見を持たずに読めば、以外に面白く、勉強になることも多かった。正しい理解のもとでの危機感をしっかりと持つこと、有事にしっかりとした対応をとるためには、平時の訓練と心構えが重要であることなど、個人の生活に関しても有意義なことが多くかかれていた。政策面でも、平時活用/有事利用や、エネルギーレジリエンスの考え方には大いに共感を覚えた。2014/07/02

カインズ

1
【国土強靱化は構造改革に侵食されないか】第4章の平時活用/有事利用出来る施設の項目が興味深かった。日頃、存在価値を忘れている公衆電話が非常時に役立つものだと知ることが出来た。また、緑の防潮堤のアイディアも、とかく住民を圧迫するものというイメージがある防潮堤のイメージを変えうるものではないかと感じた。気になるのは、国土強靱化で外国の投資を呼び込むとか、PFI方式を利用するといった構造改革路線が所々に見えることだ。国土強靱化が構造改革というシロアリに浸食されなければ良いのだが。2014/06/13

HMax

0
「国土強靭化」と聞いて、私もマスコミや「有識者」の言うとおり、「バラマキ施策」と思っていました。国土強靭化を経済活性化や日常生活の快適さの向上に活かせるよう、地方での施策には、東京の観点ではなく、地域住民の意見を取り入れることができるようシステムを作って欲しいものです。2015/04/25

ぷれば

0
日本は災害の多い国。数々の国家的な巨大リスクにいかにして立ち向かっていくのか…ハード面だけでなくソフト面も含んだ『国土強靭化』。その基本概念や取り組みなど、まだまだ未知数な点もあるが、わかりやすかった。2014/07/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8047212
  • ご注意事項

最近チェックした商品