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内容説明
長く続いた地価低迷を背景に、「区分」「1棟もの」両タイプの不動産投資に共通して、ここ十数年は家賃収入のみを念頭に置き、売却益についてはまったく考慮しない手法が一般的となっていました。しかし、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催決定やインフレターゲットによる地価上昇により、そろそろ個人の不動産投資の市場においても、家賃収入だけでなく、売却による益出しを当てにした投資手法が有効なフェーズに入りつつあります。
利に敏い個人の不動産投資家であれば、すでにそうした状況の変化は感じているはず。市場から長く姿を消していた、売却益を最大化する手法、また、出口戦略まで見据えた上で物件を選んでいくノウハウをあらためて解説する本書は、状況の変化をバックに多くの不動産投資家から待ち望まれていた一冊です。
目次
第1章 いまこそ、家賃収入と売却益の両取りが狙える「ボーナスタイム」!
第2章 まずは、どんな「出口戦略」が考えられるのか把握する
第3章 出口戦略の成否は、物件購入時に9割決まる!?
第4章 物件のタイプ別:出口戦略の具体的な立て方
第5章 出口戦略を立てやすい物件の探し方&具体的な売却方法
第6章 購入時の価格交渉ではこうして値切れ!
第7章 高値での売却を可能にする格安リフォームテクニック
第8章 金融機関の賢い利用法&出口戦略における税務上の注意点
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひと
12
ファイナンシャルアカデミー講師の束田氏の不動産投資ノウハウがコンパクトにまとめられた一冊。「出口戦略は入り口で決まる」との観点から、購入エリアや物件の選択方法、価格交渉のやり方、リフォームによる付加価値の上げ方などが紹介されていて、実践的な内容になっています。いい物件に出会うために、まずはとにかく数をこなして相場観を身につけることが、最初の、最大の関門かもしれません。やってみないと分からないし、先に進めないですよね。「バカ・アービトラージ」は、挑発的ですが著者の投資スタイルを的確に表す用語ですね。2016/02/14
takayuki
3
不動産投資の勉強として読ませていただきました。いろんな考え方、やり方がありますが、今後数年は上手く行くやり方では?と思います。勉強になりました。2014/07/07
ひいろ
1
友達に勧められて読んだけどなかなか良書だった2016/12/30
ハザマー
1
地域の市場、キャップレートを掴むことが必須ですね。 売却益を見込む仕込み、プロの活用法はプロとしても 参考になりますね。2015/05/19
観 客
1
★★★★☆[4.0]今知りたい情報が、ほぼ書かれていた。入り口から出口や税の事まで、一通りイメージがつかめた。再読推奨。2015/03/12