内容説明
医療の是非は死ぬ時までわからない。本書には自らの選択を後悔しない賢い患者になるために、知っておきたい医療の事実が満載。著者は、マウスにオペラを聴かせるという独創的な手法で「病は気から」を科学的に実証し「イグ・ノーベル賞」を受賞した臨床医。日本初の保険診療によるセカンドオピニオン外来を開設し、西洋医学に飽き足らず漢方を学び、移植免疫学研究の分野でも活躍する著者が、多様な経験から見いだした大前提の事実は「医療は常に“壮大な人体実験”の途中」ということ。何が正しいかは誰にもわからないからこそ、患者は自分にとって最善の選択をしてほしいという思いを込めた1冊。
目次
1章 自分の死にかた、家族の送りかた
2章 現代医療が治せるもの、治せないもの
3章 本当に必要な薬
4章 名医の基準
5章 いい病院、よくない病院
6章 検診・人間ドックは受けるべきか
7章 「常識」を鵜呑みにしない
終章 リスクは自分で判断しなさい
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
けん
11
★3.0 『死ぬならボケずに~』よりジャーナリスティック。医者のアドバイス、世間に発信される情報の中には、疑ってかかるべきものがたくさんあると知っておくことは大切。2019/02/17
ねええちゃんvol.2
1
★★★★ よかった。薬を売るためにつくられる病気もある。人間ドックには意味があるか。老化を受け入れる。2014/10/30
おね様
1
まさにタイトル通り、読みましょう2014/09/14
Yuky Shibata
0
患者必読!2014/09/03
coldsurgeon
0
臨床医から患者に向けて、中にあるような情報は理解していて、「病」と「健やか」とを区別して、日常生活の中で医療を利用してほしいという思いを込めて書かれている気がした。「とんでも本」ではないことは確かです。2014/08/18
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