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内容説明
魅力と意義をどう伝えるか――
批判を共感に変える「広報力」の磨き方
建設産業も広報に力を入れ始めたとはいえ、土木の魅力や社会資本整備の意義が十分に理解されたとは言えない状況です。本書は、従来のイメージを改善するために組織や個々の技術者に求められる姿勢や取り組みなどを、失敗例や各地の成功例などを基にまとめたものです。市民が公共事業に対して抱いていたそれまでの不信が、どのようにして共感へと変わっていったのかも実例を通して詳報しています。土木や建設産業が「広報力」を磨き、市民や社会とゆるぎない信頼関係をつくり上げるために、欠かせない一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かず
7
「伝わらない『イメージアップ』」「地域の成功例に学ぶ」「不信が共感に変わるとき」「広報のノウハウを習得」「インフラでコミュニケーション」「社会が認める土木技術者とは」の全6章立てです。公共土木事業が「悪の権化」のように言われた時代がありましたし、今もその流れは累々と続いています。そういう先入観の為か、東日本大震災における建設産業の目覚ましい活動も、自衛隊のように報道されることもありませんでした。それを契機に、官民ともに「共感される」広報をせんと、危機感をもって臨んでいます。2017/01/06
後藤良平
3
6年前の本だが、公共事業に関しては女性の目が一段と厳しいデータが示されていて愕然とする。今でも変わらないのか。評判だった日比谷共同溝の東京ジオサイトプロジェクト、その頃を振り返ると、まだ秋田に住んでいて東京に引っ越す前。東京に行っていたら絶対申し込んだだろう。その後これほどのイベントを聞かないが、国交省の広報もこれがピークだったのか?観た人の感想を読むと、去年の高専と中学校の見学会の後の感想文を思い出す。ジオサイトプロジェクトのように、もっと職員や作業員を入れて見学をさせたかった。年間No.13中古購入。2021/01/25
Takashi Kubo
1
今や意義の少ない公共事業はないんじゃないかな?だからこそ広報は大事だね。2014/06/21
hide10
0
土木系の本の中では少し珍しい「広報」に着目した一冊。ビジネス書で「コミュニケーションスキル」に関する書籍はたくさん存在するけど、この本は「土木業界の市民・世間とのコミュニケーション不足」を明確に指摘している。土木工事の完成品の多くは公共物であり、「認めてもらう」「選んでもらう」という意識は起きづらい。何かと風当たりの強い業界ゆえに、イメージアップ戦略を取り続けているものの、市民目線に欠けるとの指摘。 担い手不足の叫ばれる建設・土木業界を変えるのは各技術者の力量と責任であると痛感。2020/01/13
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