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内容説明
人口5万人の九州の小さな町に、全国から100万人が訪れるすごい図書館がある。市民も観光客も満足するさまざまなアイデアの数々と、実現するまでの奮闘を仕掛け人自らが解説する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
三代目 びあだいまおう
229
激しく共感!図書館は普段使わないが読書好きには欠かせない場所だろう。地方の活性のために図書館の息吹き復活を目論む若き市長と夢深きTSUTAYA社長の物語。『前例がない!』無敵の剣のように表する輩には現状の苦難を脱するノウハウはない!しかし、甘く温い現状を打破しようとする者にとって壁は厚い❗私にとってそれは極上のユンケル!俄然意欲が湧きます!成功論を説く者は多分に『運』と『時勢』を伴う。だから好まない!図書館で新刊が買える!斬新な試みは血肉を削って作品を生む作者を多少救うだろう。生涯いずれか行きたい‼️🙇2019/01/21
鉄之助
216
元・武雄市長、樋渡啓祐氏の熱い思いが溢れる好著。考えさせられること多し。武雄市図書館の書架写真を見て、まず思ったのが、「大英博物館のリーディングルームに似ている!」。予想に違わず、樋渡さんは、「壁をアートにしたかった」とデザインにとことんこだわった。ワクワクを探し、精一杯、生きたい!と強く思わせてくれた一冊だった。。2019/09/01
mitei
199
図書館が地方再生の切り札になるいい例。こんな街に住みたいなと思う。2014/05/17
おいしゃん
97
全国初の、TSUTAYAが運営する図書館を作った、佐賀県武雄市の市長のおはなし。著者である市長は、東大から総務省へ入省。そして若くして課長補佐になっている経歴だけ見ると、さぞアタマの堅いエリートなのかと思う。しかし文章を見て、堅いどころか、柔らかすぎる発想の数々にビックリ。それ故に、批判や反発も数多く受けているようだが、こういうチャレンジャーな官僚がいるのは、実に心強い。2015/05/28
kinkin
77
武雄図書館を実際に見たわけでもないのでこの図書館について感想することは出来ない。しかし図書館というもののあり方について考えさせられた。読書家にとっては大事なハコモノであるが読書にまったく関心のない方が本書にでてくるような斬新な図書館を見たときの気持ちはどうだろう。その辺の市民の意見ももっと書いても良かったと思う。市長自ら考えて作った図書館。客観的に取材した本があれば読みたいと感じた。2016/01/08
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