桜ノ杜ぶんこ<br> ダイナマイト刑事 BURNING 2020(桜ノ杜ぶんこ)

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桜ノ杜ぶんこ
ダイナマイト刑事 BURNING 2020(桜ノ杜ぶんこ)

  • ISBN:9784891992477

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内容説明

2020年東京──。
【とある世界的な祭典】を目前に控え、空前の好景気に湧く東京に、一人の男が向かっていた。
彼の名はブルーノ・デリンジャー。かつて【Mr.ダイナマイト】と呼ばれ、数々の大事件を解決してきた伝説の刑事。だが今は退官し、観光のため東京に遊びに来ていたのだ。
「スシ、テンプラ、ゲイシャも有りか?」
ブルーノの思いと裏腹に、世界的なテログループ『フェンリル』が、既に東京に忍び寄っていた。
ブルーノは、香港生まれの刑事・サトウ・レイジとコンビ?を組むことになるのだが……『フェンリル』の野望を挫くことはできるのか?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

16
もともとのゲームらしい展開になるのはかなり終盤の方ではあるものの、そこに至るまでの過程が近未来ポリスアクションとしてちゃんと描けてるのが強み。内容にもヒネリがあって単純なアクション小説にはなっていない。ノベライズという枠にもとらわれすぎていないのでゲームをまったく知らない人が読んでも楽しめる内容だと思う。2014/05/06

いっち〜

4
セガの名作が原作の小説。元のゲームはハチャメチャな3Dアクションゲーだけど、意外にも?こちらはかなりしっかりとした刑事ものになってる。さらに原作のキャラや要素(身の回りの物を何でも武器にする)等もかなりの数が取り入れられているだけでなく、可能な限り現実的な使い方・描き方に再解釈されてるのがすごいし、ブルーノは英語しか話せないという点も丁寧に描いて活かしている。何人かヒロインがいるものの、あとがきで作者も言ってるように「汗臭い男の話」な雰囲気を貫いているのはかなり好き。分量は多いけど、一気読みでも行けそう。2017/01/19

akiu

4
"DD" といえばダイナマイト刑事のことです。2020年の東京オリンピックを舞台にした完全新作小説。なぜ今出たんだ? というのはともかく、内容は(意外にも)まっとうな刑事アクションの形を取りつつ、DD 風味のコショウがピリリと効いていて、大変楽しめました。還暦をとうにすぎた、ブルーノ・デリンジャーの加齢臭がすげぇ。面白かったです。それにしても、小説の完成度といい、鮮やかな小ネタの仕込みっぷりといい、ラノベなのにオヤジ臭が漂いまくる雰囲気といい、この作者、只者ではない…。2015/07/27

山内

3
ラノベ棚にかわいいおにゃのこが並ぶ中、スーツを着た好青年とアロハシャツの禿げジジイがものすごく浮いていて思わず手に取ってしまった、悔しい。 原作ゲームは知らないけど、元ネタの映画は表紙見た時点でしっかり把握。内容も期待を裏切らないアクションたっぷり仕様、しかしきっちり捜査もしていて良かった。決め台詞があまりにかっこよくて禿げジジイに惚れ込むしかなく、これまた悔しい。2014/07/07

SDK007

3
原作ゲームファンです。まさか2014年の今にダイナマイト刑事の小説が読めるとは…内容は、東京オリンピックに合わせた内容で中々面白い。読んだ感覚はダイ・ハード4のノリに似てます、B級警察アクション映画が好きならオススメ!あと続編期待しています。2014/05/07

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