内容説明
実践的な8ケースの事例から医療経営のイロハを解説
医療経営のイロハをビジネススクールで定番の「ケースメソッド」で学べます。
実践的な8ケースを収録しました。初学者向けの基本解説も充実しています。
ケース紹介の重要シーンを漫画を交えて表現したり、ディスカッションもメンバーをキャラクター化してイラストを多用したりするなど、初学者にもわかりやすい構成としています。ビジネススクールでも採用されている「ケースメソッド」を採用し、医療マネジメントにおける問題解決型思考の習得をサポートします。
★ケースメソッドは近年、ハーバード大学のビジネススクールで一躍有名になりました。講義の参加者に発言を促し、討論を元に講義を進めるスタイルは、“白熱教室”と呼ばれることもあります。医療経営で直面する諸問題について、白熱するケースディスカッションを紙上で再現し、その臨場感を読者のみなさんにお伝えします。 ~「本書の狙い」より~
目次
0 練習トロッコ問題
1 とやまセントラル病院
2 大学病院整形外科研修医の憂鬱
3 関西南病院循環器内科病棟
4 中部国際病院情報システム課
5 J病院手術室改革
6 希望ヶ原健康リゾートセンター
7 医療法人楓病院
8 新東京市立大学病院経営会議
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ryota
2
病院の経営者は、医療従事者でなければならないため、いつ経営の勉強をするのであろうか。そもそも病院は営利目的で経営してはいけないと決まっているので、儲けるということ自体が間違っているという考えもあるが、本質は、赤字になっても税金で補填されるので、儲けるためのインセンティブがないことが原因ではないか。この業界を変えたい人たちが、現代はたくさんいるように思う。これから大きく変化する業界のひとつだと感じた。2015/06/26
Noriko S
0
入門だけあって、非常に分かりやすかった。 MBA学生として勉強しているので、内容はすべて理解できた。また手術室マネジメントについては、すべてやっていると感じた。 リーダーシップや会議のファシリテーションについても記載があるので、管理者の立場の方々は読んでみることをお勧めします。2016/01/15
coldsurgeon
0
医療機関にいて利益は目的ではなく、その存在意義を追及するための手段であり、組織の運営・再投資・職員の生活のために、利益を得ることは、必要かつ正当である、と考えるようになった。やる気を出す仕掛け(インセンティブ)を創り出すことが重要だ。それにしても、医療者は、経営というものを、どこで学んでおくべきであったのだろうか。2014/05/13
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