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内容説明
四月八日 月曜日。
高校2年生 始業式の朝。
はじまりの季節に
何かが起きる予感を覚えながら、
食パンを口にくわえた少女
岩瀬 由佳はいつもの通学路を走り抜けた。
あの曲がり角を過ぎれば、
世界が彼女を忘れるとも知らずに――!!
「ビッグコミックスピリッツ」が
絶対の自信を持って送り出す
新世代青春漫画家・松井信介
鮮烈のデビュー作!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
年中古本派・文花
19
記念すべき100登録目!!。この作品との出合いは本当に運命的。詳しくは、呟き参照。しかも、最近読んだ漫画家さんの元アシスタントらしくて、二度ビックリw肝心の感想ですが、神様の説明はもう少し解りやすいと、良かったと思います。あれじゃあ、SFマニアしか理解出来ません。序盤のだ洒落てんこ盛りは、個人的にはツボでしたw僭越ながら、ストーリー漫画より、ギャグ漫画の方が向いてると思いました2014/08/24
ジロリン
16
新聞の書評を見て購入。う~ん…絵柄とか含めて、今さらこういうマンガ描く意味って何だろうという感じかなぁ。食パン咥えて運命のヒトと…というベタな設定がジョークになってない、というか。一周回って、こういうのが新鮮なのかな…2014/08/28
mt.gucti
10
普遍的なテーマを一冊でまとめた手腕はお見事。色々と指摘はできるけど、これがデビューならどんどん頑張って欲しい。2016/07/04
かに
9
時をかける少女のような雰囲気漂う青春SF漫画。運命にぶつかり損ねて歯車がくるった世界を元に戻そうと奮闘する食パン少女達の、四月八日の物語。いいテンポで小ネタを挟みながらも、ところどころ泣かせる。マキさんの話の、「でもねでもね。涙なしではとっても語れないよぉ〜」にはグっときた。「人の進む力ってのは運命なんかよりずっと強いんだ。」終わり方もうまいなぁ。タイトルもそういうことかぁ。それ、とんがれとんがれ...とんがった!2014/05/08
シュエパイ
8
世界から外れた歯車として、いくつもの掛け違えた人々を巡る少女の物語でした。行ってらっしゃい、気を付けてね、の言葉であれだけ頑張って駆け巡る彼は、カッコいいリーゼントなキューピッドでしたなぁ。神頼みなんてどんな世界でもあてにならないよと。それは確かにその通りで。でも、マキさんのための、あの電話の向こうの言葉は、やっぱり神様のおかげで。こうして人が人と繋がって、世界の歯車が回っていくのだと、少し不思議な気持ちで読み終える物語でした2014/05/14
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