集英社コバルト文庫<br> 八番街の探偵貴族 はじまりは、舞踏会。

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集英社コバルト文庫
八番街の探偵貴族 はじまりは、舞踏会。

  • ISBN:9784086018050

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内容説明

【助手求む。内勤・外勤・特殊業務あり。髪は茶色、目は黒が望ましい。クレセント私設事務所 所長 L・C】。19世紀、ロンドン。とある事情で求職中だった少女マイアは、新聞に載っていた求人広告に応募した。奇妙な理由で採用されたマイアだったが、そこはレヴィン・クレセントと名乗る、黒髪碧眼の美青年貴族が経営する謎めいた探偵事務所で……? ヴィクトリアン・ミステリー!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

フキノトウ

43
気の強い主人公が、犯人を強気に追い詰めるシーンが痛快でした。ベリーカルテットの事件簿とリンクしていて、ちょっと嬉しかった。2014/08/27

まりい

23
さすが青木祐子先生。安定の面白さでした!少しずつ明らかになっていく真実とスリルたっぷりの展開にどきどき。強くて賢いヒロインのマイアもすてきでした。そして丁寧な心理描写は本当に魅力的です。ベリーカルテットと合わせて続きが楽しみです!2014/05/12

mayuri(Toli)

20
「ベリーカルテット」とどうしても比べて読んでしまったのですが、同じ貴族ならロイよりレヴィンが好きだし、メイドならばシャノンよりマイアの方が好きでした!特にレヴィンは、こういう人すごく好きです! まず外見がいいですね。青い瞳に黒い髪。私の超好みの外見をしています。性格も人を食う感じがなかなか好きです。マイアはだめんずスキーな感じが可愛くて憎めないのですよね。やっぱ青木先生の描くヴィク朝ものと、そこに生きる貴族やメイドや庶民のお話が好きです。少女小説らしく、恋の芽生えを予感させるような描写もあっていいです。 2014/05/04

瀧ながれ

19
少女小説と思ってなめてました。おもしろい。読者への情報の出しかたが、少女小説らしい軟らかさでしたが、描写のしっかりしたミステリー風味で、とても読みごたえありました。髪や瞳の色が多彩なのが、変装には都合いいですね。『ベリーカルテットの事件簿』も探してみます。2014/05/08

そうび

18
楽しく読了。八番街の私設事務所の主人は怪しく、助手は無謀、依頼人は変。アンが好きだな、また出演してほしい。探偵作家とその忠実にして優秀な助手にニヤリ。他人の揚げ足をとるのが好きなレヴィンに鍛えられつつ(笑)、マイアは幸せになれるのか。2014/05/09

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