廣済堂文庫<br> 妖怪十手

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廣済堂文庫
妖怪十手

  • 著者名:和久田正明
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 廣済堂出版(2014/05発売)
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  • ISBN:9784331615836
  • NDC分類:913.6

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内容説明

岡っ引きの三次は、万年金欠で恋人もなく、隣家から漂う魚の焼ける匂いで空腹を満たす冴えない日々。ある日、寺からもらった薄汚い布団で寝ていると、幼い兄弟の声が。毎晩続く怪異のせいでふらふらしていると、屈強な浪人に「死相が出ている」と預言され…。とぼけた岡っ引きと剛腕の浪人が繰り広げる、痛快退魔活劇!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

72
ひょんな事から、うだつの上がらぬ十手持ちの三次が妖怪事件専門の岡っ引きに、過去が謎の雨星と事件を解決していく、おどろおどろしたところが無く面白く三次ガンバレと声援を送りたくなる。シリーズ物になれば良いな~2014/09/09

はつばあば

32
なんと哀しい三次の生活。三次じゃなく惨事の間違いだろうと言いたい十手持ち。富豪探偵とは言わないが、せめて食にありつける位の手当てを与えておくれよ渋川殿。なんだか惨めすぎて妖怪退治に力も入らない。?今の政府の推奨する労働者の姿?昔からあったのか格差問題・・・そう思って読むと妖怪は・・今の時代の妖怪は誰?何?2015/04/25

ううち

10
チャキチャキの江戸弁が楽しくて読みやすい妖怪退治もの。いろいろとフリーダムな三次が面白くて嫌いになれない。カッコ良い雨星さまとの今後の活躍が楽しみです。続き出るよね?2014/07/04

うにねこ

9
「夜桜乙女捕物帳」シリーズ以来、久しぶりに和久田さんの時代小説を読みました。  主人公なのに外見も中身もちょっと残念な三次の相棒は、外見も中身も正反対の浪人・雨星さま。 そんな二人の共通点は、幽霊・物の怪に縁がありますが、あまりお金に縁がないことのようです。 一話目の結末は少し切なくなりましたがいいお話でしたし、二話以降のお話は物の怪との闘いが軸になっていて面白く、雨星さまがカッコ良かったです。 まだ、続きそうなラストだったので、次も読もうと思っています。2014/06/01

ブチ

6
う~ん•••••もう一歩。2014/10/01

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