宇宙を目指して海を渡る MITで得た学び、NASA転職を決めた理由

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宇宙を目指して海を渡る MITで得た学び、NASA転職を決めた理由

  • 著者名:小野雅裕【著】
  • 価格 ¥1,232(本体¥1,120)
  • 東洋経済新報社(2014/04発売)
  • 蝉しぐれそそぐ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~8/3)
  • ポイント 275pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784492223420

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内容説明

《 MIT流・夢の叶え方 & 本物の理系エリートの学び/遊びの流儀! 》

少年の頃の夢を抱いたままに長じ航空宇宙工学の道へ。
開成、東大、マサチューセッツ工科大学(MIT)へのPh.D.(博士)学位留学。
慶應義塾大学教員としての仕事を経て、
2013年、30歳のとき、ついにNASA ジェット推進研究所に職を得る。

6年半のMIT留学を経験した著者が、
日本人留学生を待ち構える現代版アメリカの洗礼を鮮やかな筆致で描く!
……だけでなく、

【留学にまつわる体験を縦糸(奇数章)】×【体験を咀嚼して得た考え方の基本を横糸(偶数章)】

として、MIT流・夢の叶え方、
本物の理系エリートの学び/遊びの流儀を一冊に織り上げた、待望のデビュー作!!


☆グローバル人材を目指してはいけない理由とは?
   ――グローバル人材志向、妥協の「就活」から自由になる!

☆約80人のノーベル賞受賞者を輩出、MITのハック文化とは?
  /遊んでいるヤツにかぎって信じられないくらいデキるのはどうしてなのか?
   ――世界トップ研究機関の秘密を公開!

☆怠惰で意志の弱い人間こそ、競争本位のシステムに向いている?
   ――あの厳しいシステムは、実は優しい!?

☆なぜ、理系が成功するための必要条件が、国語力なのか?
   ――理系学生、『春琴抄』を読む!?

☆グリーンカード取得、就職活動、現実に活きるコネをいかに作っておくか?
   ――あなたのことを、責任持って「推薦」してくれる人とは?

☆NASA JPLに雇われていても、常に「就職活動」が必要?
   ――若手に機会を与え、窓際族が存在できない仕組みとは

☆なぜ、宇宙開発に各国が大枚をはたくのか?
   ――「役に立つ」と宇宙の間を埋める考え方

経歴だけ見るとクールなエリート(!?)、
実際のところは、悩み、もがき、騒ぎながら、
ひたすら愚直に夢の入り口に近づこうとした一人の不器用な日本人。
野心を秘めた人の背中を力強く押す、異色のビジネス書!!


【ひとつでも当てはまる人へ】
・ハーバードやスタンフォードはわかった、今度はMIT独特の“すごさ”を知りたい
・“あきらめる”、“ゆるく”、そんなムードになんとなく違和感がある
・日本の“就活”に納得がいかない
・留学生活を生々しく知りたい
・叶えたい夢がある、自分自身の夢を持ちたい
・グローバル人材になりたい
・英語が苦手、日本語の本もふだんあまり読まない


【主な内容】
はじめに
プロローグ ~青き夢~
第1章  僕はなぜ海を渡ったか
第2章  競争:アメリカの学生が必死に勉強する理由
第3章  僕はいかにしてMITで自信を失い、再び取り戻したか
第4章  国語力:伝えられなければどんな発見もないのと同じ
第5章  僕はなぜMITを好きになったか
第6章  創造:革新を生む不真面目さ
第7章  僕はなぜ留学支援の活動を始めたか
第8章  人材:流出とグローバルのジレンマ
第9章  僕はなぜ旅をするのか
第10章  挑戦:スケジュールをこなす以上の人生を生きたければ
第11章  僕はいかにして宇宙への夢を見失い、それを取り戻したか
第12章  進路:夢と選択肢の根本的な違い
第13章  僕はいかにして伴侶を得たか
第14章  決断
第15章  僕はいかにしてNASA JPLに職を得たか
第16章  夢と死:宇宙開発の意義とは
エピローグ ~NASA JPLへの出発~
謝辞

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mumiu

61
これは揺さぶられる。夢を叶えようとして、まだ途上ではあるが一歩ずつ進んでいく若者の実行宣言なのだから。同時に自分の生き方についても考えさせられる。自分はどう生きていきたいのだろうか。子どもは親を選べない。生まれる場所さえも。生き方を選択できる環境であったことに感謝すると同時に、もう少し足掻いたり考えたり迷走してもよかったのかなあとも思う。今、これから、選択肢がありすぎる人に、ちょっと立ち止まって触れてほしい。2015/06/14

Kentaro

44
国際宇宙ステーションでは無重力環境を利用した実験が多く行われており、将来的に新薬や新材料の開発に貢献すると期待されている。また、宇宙のために開発された最先端技術を宇宙以外の分野にも応用(スピンオフ)することで社会に貢献できる。例えば、火星を無人で探査するロボットの技術は、原発内部など人間が立ち入れない環境で作業をするロボットに応用できる。 だが、やはりこれだけではない。国が税金を投じて宇宙開発をするいまひとつの理由、そして政治的な理由は、国民に自信を与えることだ。批判的な言葉を使えば「国威発揚」と言える。2020/05/23

AYUKO☆

27
気持ちを揺さぶられるし、色々かんがえさせられた。東大出てマサチューセッツ工科大に留学し今はNASA勤務って凄すぎ。しかも頭がいいだけじゃなくて、自分の夢も叶えてるって羨ましくて読んでてへこむ。自分の価値観がぶれるから、コロナで精神的に不安定になりやすい時にこんなの読んだらいけませんねぇ(^_^;)でも、すごい人がいかにしてそこにたどり着いたかが分かり興味深かった。とりあえず出来るとはったりをかまして自分を追い込む作戦はとても良い。2020/05/24

ヨクト

21
宇宙に恋した著者のMIT留学とNASAへの軌跡。そこには幾度となく挫折しながらも宇宙という夢を視野から外さないで何度も立ち上がり続ける男の姿があった。単純に著者の軌跡を追うだけでなく、留学や海外大学で求められることについても述べられているので現実の実状についても知れる。驚くほど日本の大学と海外の大学では文化が違うようだ。夢を諦めない著者の情熱を羨ましく思い、著者の言うグローバル化・グローバルな人材の認識への警鐘に納得させられた。2014/08/12

ヨータン

19
この著者、素敵過ぎます。頭いいし、小さい頃からの夢を持ち続けているし、行動力もあり、奥さんに対してもとっても優しい。読んでいて、気分がよかったです。奥さんも女性からみてもとても素敵な方だと思いました。2016/12/01

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