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内容説明
欠陥通貨? それともイノベーション? 2013年後半から相場の急騰で注目を集め、大手取引所の破綻後もホットな開発の話題が続くビットコイン。その将来はどこに向かうのか。国の管理を超える大きな可能性から、その広がりが招く意外な陥穽まで、デジタル通貨の専門家が答える。
目次
【入門編】
◎だれが発行しているの?
◎値段の上下はどうやって決まるの?
◎突然使えなくならないの?
◎どうして広まってきたの? これからは?
◎いま始めないと損?
【使い方編】
◎BTC はどうやって入手する?
◎《マイナー》(採掘アプリ) で参加する
◎《ウォレット》(財布アプリ) で使う
◎お釣り・両替はどうやっている?
◎匿名? 追跡可能?
◎ビットコインが盗まれたら?
◎取引に消費税や印紙税はかからない?
◎ビットコインで商取引のかたちが変わる?
◎これから大きくバージョンが変わったりしないの?
【そもそも編】
◎「貨幣」はすべて仮想のもの
◎「貨幣」はどのようにして生まれるか
◎国や銀行以外が貨幣を発行していいの?
◎ビットコインでは、なぜ発行量を決めているのか
◎85 人= 35 億人?! 「貨幣」自体の構造的欠陥
◎貨幣は「信用」をどこまで表現しているか
【しくみ編】
◎基礎技術「ハッシュ値」
◎デジタル署名とその使われ方
◎《マイニング》は何を保証するしくみ?
◎コインが誕生するしくみ
◎システムに欠陥は?
参考資料
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐藤一臣
9
入門編、使い方編を読んでもよくわからない。こういうのは実際にビットコインを買って使ってみないとイメージができない。こんど買って使ってみようと思います。しくみ編は難しすぎてちんぷんかんぷん。そもそも編では、地域通貨のコンセプトを推している感じですね。法定通貨に支配されている私たちは、もっと仲間を大切にするべきだとということか?お金儲けは所詮詐欺まがいのことをやっているし、お金を持っているヒトのところに自然とお金は集まってくるので、お金を使わないかお金が簡単に手に入るようにならないと支配からの解放はムリだな2023/06/30
Junichi Wada
6
ビットコインって何?に答えてもらうために読んでみた。発行量の上限があったり、マイニングは逓減されることはわかったが、いまいち分からない。2017/10/01
らふぃん
6
⑥2回読んだけど何となくわかったレベルだな 筆者はビットコインがキライといってるように、ちょっと批判的なのは気になった 結局どうやれば使えるかがよくわからん こういうもんは実際に取引すればすぐわかるだろう 細かい仕組みなんて知る必要もない たとえば別にテレビは何故うつるかとか必要ないでしょ ページ数が少ないのは好感 通貨の概念別に変わらんなと思ってよくみると360度。変わらないってことか まぁもっと当たり前に使えるようになれば、自ずと使うことになるだろう 今はネタ的に知っとくといい程度でね2015/03/29
二階堂聖
5
興味があって読んでみた。非常に薄い本で、わかりやすく書かれている本なのだが、自分の頭がついていかない。10分ごとに発行される、マイニングされる・・自分が歳をとっていることを実感してしまった。 『ビットコインは、報道メディアなどで「仮想通貨」と呼ばれることがとても多く、それ以外の言葉で表現されることがほとんどありません。しかし、「はじめに」でも書いたとおり、この用語は正確ではありません。なぜなら、交換の媒体である「貨幣」や、流通している貨幣を指す「通貨」は、すべて仮想のものだからです。(P58)』2014/06/22
まーちん
4
ものすごく噛み砕いた説明なので把握しやすい。最初に全体像を知るにはベストな一冊。2017/11/05