集英社ビジネス書<br> 予備校なんてぶっ潰そうぜ。

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集英社ビジネス書
予備校なんてぶっ潰そうぜ。

  • 著者名:花房孟胤【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 集英社(2014/08発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 390pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087860429

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内容説明

2010年10月、東京大学の学生によって始められた「無料で大学受験のための講座を公開する」活動は、またたく間に全国35大学に拡がり、日本のオープンエデュケーションを代表するムーブメントの1つとなった。現在、7000を超える授業がアップされ、月間のユニークユーザーは19万人超。日本の大学受験における地理的・経済的な格差をなくすべく、無料の授業動画サイト「manavee(マナビー)」をたったひとりで立ち上げた東大生、花房孟胤の奮闘記。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えちぜんや よーた

106
日本語の文章としてすごく上手い(文が簡潔、語尾が単調ではない、接続詞の使い方が適切など)。そのせいかマナビーの創業・運営を行っている花房さんの心のドロドロさがよく伝わってくる。「スタートアップ」というと、さわやかな青年たちが肩を組んで記念写真におさまっているようなイメージを抱きがちだが、とてもそんな枠にはまらない。しかしその方がかえって人間のリアルさを感じる。起業とかに興味がない人が読んでもおもしろいだろう。2014/06/22

harass

65
「東進なんてぶっ潰そうぜ」と仲間を集めた著者による起業の物語。2010年に変わり者の著者は、地域や経済格差による学校産業問題を解消すべく、無料の講義動画会社を立ち上げる。そこまで能力に自負もなく、単独でサイトのシステムを立ち上げ、資金も持ち出しなのだが…… ものすごく泥臭く、青臭く悩みに悩みまくる。収益化さえもままならない。コンセプトがはっきりしていないのもあり、周りとのいざこざが尽きない日々。あとがきでは著者は代表から降り、2017年には会社自体サービス停止してしまったようだ。青春の一コマ。良書。2022/03/21

ヨータン

18
かっこ悪さを出し過ぎだけどそこが共感を呼ぶのかも。それに起業をする際にこういう苦労があるんだというのもリアルに伝わってきました。2015/04/20

kubottar

10
変人が世の中を変えていく2014/07/14

しずかな午後

9
教育格差の是正という目標を掲げ、大学受験対策の授業動画を、無料でネット上で公開していた教育系NPO、manavee。本書は、そんなmanaveeを立ち上げた元東大生の記録。しかし、そこで語られるのは学生起業家の華やかな生き様ではなく、ドロドロとした負の感情が渦巻く、挫折と苦悩の姿。夢に向かって手を取り合った仲間との、取り返しのつかない決別。余裕の無い資金繰りに、日に日に無くなっていく心の余裕。そして、支えてくれた女性への不器用な愛情、孤独。無軌道な熱量に酔わされる、学生起業家の生々しい青春の記録。2022/10/08

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