角川ホラー文庫<br> きんきら屋敷の花嫁

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角川ホラー文庫
きんきら屋敷の花嫁

  • 著者名:添田小萩
  • 価格 ¥528(本体¥480)
  • KADOKAWA(2014/04発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041026007
  • NDC分類:913.6

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内容説明

平凡だけがとりえの知花は見合いを勧められる。相手は資産家の飯盛家の長男。なぜか気に入られた。奥深い森の洞穴で”新妻は見た!” 第8回「幽」怪談文学賞で審査員を唸らせた和風ゴシックロマンス。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

巨峰

42
妙な話でしたね。だからといって面白くないわけではなく、1日で読んでしまうほど興味をそそられたわけで。。旧家の繁栄の元は、1年に1度その家を訪れる金を吐く女のおかげ。でも、そんなに大事にされているわけでもなく~。だからといって金にあかせて贅沢三昧してるわけでもないんだけど。ラストの締め方がもう一つだと思った。逆に言うと引っ張りすぎたのかも。もちっと短くてもよかった。2016/06/04

らむり

32
面白かった。ホラー文庫だけど、怖くない。グロくも気持ち悪くもない。ただ珍しい世界。2014/04/30

カピバラ

25
不思議な話だった。結局金を生み出すには、犠牲が必要なのか?不思議な一族に嫁いだお嫁さんの話。2014/07/23

キキハル

20
選評でも「変だ変だ」と言われていたので、どんなに変なのだろうと期待して読んだ。結論から言うと、それほど変な感じは受けない。富の入手方法が荒唐無稽・奇想天外で、その発想の柔軟さにやられた。ストーリも良く練られており読み物として面白い。労せずに手にしてきた富を守り、それに頼って生きてきた一族の面々の、なんと浅ましく脆弱なことよ。非日常下で逞しく生き抜くすべを身に着けているのは、素直でいうことを良くきく庶民出の花嫁・知花だけだったとは。栄枯盛衰。奢れる者は久しからず。どこまでも暗い終わり方もなかなか好ましい。2014/07/19

アルカリオン

12
第8回『幽』怪談文学賞長編部門特別賞。「変な話」である点を選考委員が評価したとのこと。本作がデビュー作だが文章は極めて自然。個人的評価は「悪くはないけどそれほどでもない」という感じ。2022/09/24

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