角川文庫<br> 死の発送 新装版

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角川文庫
死の発送 新装版

  • 著者名:松本清張
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • KADOKAWA(2014/04発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041013229

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内容説明

東北本線・五百川駅近くで死体入りトランクが発見された。被害者は東京の三流新聞編集長・山崎。しかし東京・田端駅からトランクを発送したのも山崎自身だった。競馬界を舞台に描く巨匠の本格長編推理小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yomineko@鬼畜ヴィタリにゃん💗

52
編集長・山崎がトランクの中で死体となって発見された!だが荷送人も山崎。この謎に挑む山崎の部下の底井。福島競馬も織り込みながら謎が解けてゆく・・・松本清張先生の本は本当に素晴らしい。難解な事柄も読者に分かりやすいように書いて下さっている。例えば初めの方にAという人が出てきてその後何十ページも経ってからまたA登場!ところでAって誰だっけ?の様な事がない!!!素晴らしい!!!2019/10/13

キムチ

45
S59文庫の改版・・改めて時が流れている、押し入れの中のような香り(人権擁護からしたら不適切な表現etcと)名作「点と線」を踏襲している感が強い作品だけに、読み始めるとすぐにとんとんと展開。とは言うものの、トリックが2重3重で筆者の手管に乗っかるだけで些か物足りないエンド。時代背景からするとさもあらん≪下っ端役人・代議士・公金横領・金と女・不明金・・そして競馬≫~今でも一部キーワードは使えるかな?一気読みして、面白かった❕と言えるのはさすがの清張筆力!2018/05/25

mochiomochi

39
久しぶりの松本清張作品。短編が好きだけど読み始めてから長編だったことに気が付く。公金横領事件で服役していた岡瀬が出所し、隠匿された公金があると踏んだ新聞社の編集長・山崎は部下の底井に岡瀬の尾行につかせ、埋蔵金のありかを嗅ぎつけようとする。1970年代前半か、それより前か。他人の事も自分のこともまぁみんなしゃべっちゃう。埋蔵金を入れて帰ってこようとしたトランクにまさか自分が殺されて詰め込まれてるとは思わない。「死の発送」、なかなか「発想」が乙でした。この時代の犯罪は、時刻表携帯しないと成立しないようだ。2025/08/20

シンシア

32
昭和の作品ですが、さすが松本清張。2023/01/21

gtn

28
夜行列車、競走馬の鉄道輸送等、ノスタルジック。ただ、時刻表による謎解きが複雑で、途中でどうでも良くなる。そこが本書の肝なのに。2023/04/22

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