ハーレクイン<br> 伯爵の花嫁候補

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ハーレクイン
伯爵の花嫁候補

  • ISBN:9784596331861

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内容説明

さえない田舎娘のわたしが、
伯爵家の花嫁になれるわけがない。

放蕩伯爵デベン卿は30歳を迎え、跡継ぎをもうける必要に迫られていた。
久々に舞踏会に足を運んで妻にふさわしい女性を見つけようとしたが、
蜜に群がる蜂のように玉の輿狙いの浅ましい令嬢ばかりが寄ってくる。
うんざりした彼が大広間からテラスに逃げだしたところ、
妖精を思わせる娘、ヘンリエッタと出会った。
田舎から出てきたばかりの彼女はロンドン社交界から冷遇され、
テラスの植えこみの陰で涙に暮れていたらしい。
デベン卿はヘンリエッタを妻にしようと心ひそかに決め、
放蕩者として名高い彼に警戒の目を向ける彼女に話しかけた。
「きみを光り輝く社交界の華にしてやろう」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アン

41
面白かった~。容姿も家柄も優れていて、放蕩者の評判さえなければ完璧のハイスペックなデベン卿が、田舎出の小娘相手に迷走するから面白い!デベン伯爵、初めて本気で好きな相手に出会い、計画練り過ぎてから回ってるって感じでした。素直に正攻法でアプローチすれば良いのに・・・自分の放蕩の噂にまともな令嬢のヘンリエッタが相手にしてくれないと思ってるからね~、ヘンリエッタも自分の容姿にも家柄にも自信がないから後ろ向き。両片思いでジレッたい。でもそんな二人も読んでいて楽しかった♪2016/08/17

ち~

32
初恋の人を追って、田舎からロンドンの社交界へやって来たヘンリエッタ。舞踏会で見事に振られ泣いていた時、伯爵デベンが女性にハメられているところを目撃してしまう。思いがけずデベンを助けたヘンリエッタはその女性に目の敵にされ、デベンはお礼にと助けの手を差し伸べる。倫理観ゼロの母親のために、とんでもない曲者に育ったデベンだが、貴族の娘にない純粋で知的な会話に魅了されていく。始めに最悪の印象を与えてしまったデベンが、自分の気持ちを悟られずにヘンリエッタの方から想ってもらおうと、知恵を捻り出す必死な様子が面白かった。2020/09/10

じょう

21
コミカライズ版を先に読んでいましたが、原作も面白かった!ヒーローは早々にヒロインを妻にしようと決めているのに、色々 画策し過ぎ~。放蕩者と評判なのに、ヒロインを妻にしようというのが、寂しい生立ちが理由で「がんばれー」と応援したくなる。ヒロインとの会話は正直に話しすぎてヒロインの機嫌を損ねてしまって、不器用なヒーローだな~と 心温まりました。今まで読んだアニー・バロウズの作品の中で一番好きかも♪2016/08/26

veri

15
伯爵いい!笑 迷走ぶりが良すぎてー!独白が特に‼︎ヒーロー、ヒロインともに頑固者ですが誠実で優しい二人でした!後半からどんどんテンポ良く進み、面白かった!コミックス版も読むつもりですが、本作もまた再読するかと。アニーバロウズ読むの初めてでしたが、他のも読んでみようと思います!(^_^)2014/05/17

たまきら

14
マンガがとっても面白かったので、原作を取り寄せました。爵位のない人たちがたくさん出てくるのが面白いです。そのおかげで伯爵のゴーマンっぷり!周囲の人が何かしてくれて当然、と思っているっプリがさらに際立っておかしい。そんな彼だからはっきり言ってほぼ一目ぼれだった(少なくとも大ショックを受けた)女性への求愛がすべて間違っていて大笑い。女子もなかなか素敵なんだな~。マンガではお父さんが魅力的です。女性不信、結婚恐怖症の伯爵が初の恋に右往左往する様子をせせら笑える、平民には大満足なお話でした。2016/03/13

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