内容説明
愛のないプロポーズなのに、
胸の高鳴りが止まらなくて……。
看護師長のサラは恋人にふられて落ちこんでいた。
そんな彼女に、ある日、意外な人物から声がかかった――
顧問医のドクター・フーゴ・ファン・エルフェン。
フーゴの下で働き始めて3年になるが、
彼はこれまで一瞬たりともサラに関心を示さなかった。
もちろん今回も、入院患者のケアを手伝ってほしいと頼まれただけ。
ところが数日後、サラが勤務を終えて帰ろうとしたとき、
フーゴに呼び止められ、驚くべき申し出をされる。
「僕と結婚してくれないか?」息もできず呆然と立ちつくす彼女に、
彼はほほえみもせずに続けた。「友情以上を求めはしないよ」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
びわ
4
ヒロインLOVEが行間から漂ってくるので楽しく読めた(o^o^o)なにかとゆうと、ヒロインに、「きれいだ、美しい」と言ってくれるヒーローがよかった。まあでもやっぱり自分の気持ちは語れないのねー。穏やかに楽しめた。たしか「打ち明けられない恋心」に友情出演していたよね?2014/04/26
rokoroko
4
今度の医師もなかなか自分の気持ちを明かさない。ゆっくりと育んでいく恋のスピードが中年後半の私ににあってる。ベティニールズは判で押したような設定の恋の話ばっかりなのだけど、一つの作品と見るより、一冊を短編集の一つの挿話とみると納得して楽しめる。寝る前の心乱されたくない時に読むとしあわせ2014/04/22
ひまわり
3
数年前から片思いヒーローだけど、ヒロインがあの彼にふられなかったらどうしたんだろう?2014/05/17
akiyuki_1717
1
今回のベティーさんはいつもの淡々とした日記風の作品とは、ちょっと違った感じで、ヒーローもヒロインをサラリと褒めるあたり、いい感じだったし、ストーリーも良かった。ただ、ヒロインのために、昔の恋人を今でも忘れられないと思わせておく方がいいと思ったというのが、理解できない。事をややこしくするだけだと何故分からないのか、その点ではいつもノベディーさんのぼんくらヒーローと変わりなかった。2014/09/22
ぽしょ
1
ベティなのに、美人で有能で実家も貧乏じゃないヒロイン…。なんかものたりない…。2014/07/10