角川学芸出版単行本 風になった伝書猫 猫と人の魂が交差する物語

著者名：田村元

KADOKAWA（2014/04発売）

• ISBN：9784046213181

内容説明

ミュージシャンの「僕」は、多摩川の土手にいるノラ猫「ローラ」の面倒を見ている。ある日、ローラに会いにいくと、新たに３匹の捨て猫の姿が。世話をすることもままならず、困り果てた僕を助けてくれたのは……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぶんこ]

ちょっと思い描いていた内容とは違っていました。 元カノさんの話が多く、表題になった「伝書猫」からでしょうが、現在の猫好きな奥様が気の毒な気がして。。。 著者ご夫妻の尽力も凄いですが、ボランティアの方々には頭が下がります。 避妊・去勢手術は、不幸な猫を増やさない為には、絶対に必要な事。 日々保護している人には、実感を持って分かる事。 ノラちゃんを引き取って、里親さんになってくれている方々に感謝ですね。 なんて、我が家の猫もボランティアさんから譲っていただきました。

2015/05/27

[まぁたろ]

【本屋にて試し読み】大学の友人が教えてくれた本屋さんで、偶然出会った本です。最初は試し読みのつもりで読んでいたのですが、どっぷり世界にはまってしまい、お店で最初から最後まで読んでしまいました。因みに、そのお店には自由に試し読み出来るように、机と椅子が置いてあります。にゃんと元カノさんのお話…というのでしょうか。エッセイみたいな感じでした。

2016/03/25

[七月せら]

猫の物語だと思って手に取りましたが、どちらかというとミュージシャンの筆者によるエッセイ？ 想像していた展開とは違いましたが、ノラ猫達の生き様や元恋人とのネコラーな日々など楽しく想像することができました。猫や恋人に関する一風変わった体験は少し意味を持たせすぎな気もするけれど、そういう風に捉えればとても運命的で、題名も素敵だなと感じます。

2016/10/15

[こみっくま🍏10]

表紙のキジトラちゃんに惹かれて借りた。うーん、良い話ではあるけど冒頭で煽り過ぎたんじゃないかな。ちょっと残念。ローラをはじめとする野良猫たちと著者との関わり。懸命な姿にすごいなと思ったが私としては理解出来ない点もあったかなぁ(^^;)))

2014/08/12

[リトル]

★★★

2014/10/02