内容説明
投資会社に勤務する若者ギャレットは、大量の米国債が中国によって密かに売りに出されていることに気づいた。報告を受けた財務省は市場の混乱を未然に防止する。一方ギャレットは、DIA(国防情報局)に極秘プロジェクト、アセンダントの一員としてスカウトされる。サイバー攻撃など、さまざまな形でアメリカに打撃を与え続ける中国に対し、彼は驚くべき方法で敢然と反撃を開始する。現代の新たな戦争を描く衝撃の話題作
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
livres
1
アメリカ政府に気に入られたら、もう逃げられないんだね? 2014/07/26
DARK
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・自分は、こういうのが好き。 ・映画に例えると、万人ウケする王道作品。 ・続編あるなら読みたいって思わせてくれる。 ・天才軍師モノみたいな感じ。 ・本のタイトルは要推敲では…?2017/11/20
mike_sugino
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先日3人の中国人を米国がハッキング容疑で告発したニュースが報道されたけど、サイバー世界では既にこの本の中で描かれている米中対決が始まっているのかも。主人公の切れキャラ、ライリーは何となくミレニアムシリーズのリスベットを連想させてくれ、スピード感ある展開に一気に読了しちゃったわ。
有間閃像
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サブタイトルに「見えない戦争」とある本書。見えない戦争の中での勝利を導くため主人公にひらめいたのは「・・・」。今までにない視点で勝利へに解決策を見出す。 小説なのだから、手段の実行に際しての現実との乖離は何も言うまい。 武力でない見えない戦争を描いたことに賞賛できるエンターテイメント。2016/10/24
くらーく
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サイバー戦はこんなものかも知れないなあ、と思って読了。結構、長い割には、中身は薄いかな。良く分からない展開もあって。謎の男は謎のままだし。必要あったのか知らん?中国に行った院生は、その後どうなったの? まあ、ひとりの天才が争いを終息させるヒーロー物のよう。 中国側にも天才が欲しかったな。2016/06/11