内容説明
幸運とは脳がつくりだすイリュージョン。本書で「言葉の魔法」を体験してください
人間は、脳で幸運を感じています。
だから、幸せ(幸運)かどうかは脳の中をのぞき込むとわかります。
うれしいこと、楽しいことがあると、脳内で神経伝達物質である「ドーパミン」が放出されます。
そして、このドーパミンが「自分」という自我中枢である前頭葉に放出されると、人は幸せを感じるのです。
一方で、偶然の幸運に出会う能力を「セレンディピティ」といいます。
現在の脳科学では、セレンディピティこそが、人間が創造的に生きるための
キーワードとして注目されています。
人が幸せを感じながら日々生きていくためには、偶然の幸運に出会う能力「セレンディピティ」が必要なのです。
そこで重要なのが、偶然の幸運に巡りあったとき、それを間違いなく自分のものとして繋ぎ止めることができるかどうか。
それができる人こそ、幸運を呼び込めるのです。
では、この「偶然の幸運」を「必然の幸運」に転換させる方法はあるのか?
もちろん、あります。
この本を読むと、幸運というイリュージョンを脳内でつくる
「言葉の魔法」を体験でき、幸運を呼び込むことができるのです。
目次
第1章 すべては感謝からはじまる
第2章 夢を忘れない
第3章 時間を大切にする
第4章 学びつづける
第5章 勇気から目をそらさない
第6章 自由を愛する
第7章 想像することを怠らない
第8章 友人とともに成長する
第9章 遊ぶことを楽しむ
第10章 お金が入ってくる使い方をする
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パフちゃん@かのん変更
47
やはり「上機嫌」でいたいですね。脳科学者の茂木さん、イラストも描かれるのですね。しかし、イラストのような文字が読みづらくて困りました。2014/08/13
harhy
23
「最初のペンギンになってみよう!」「ゼロからイチを生み出す創造力を創造してみよう!」「ホワイトマジックなお金の使い方を知ろう」。こんなところかな。2017/02/08
nikko
11
気持ちが楽になる本。「周りにいる人、出会う人によって視野の広がり方、考え方が違ってくる。よって、人生が変わってくる。」と今更ながら改めて思わせてくれた本でもある。しかし、もう少し違う題名でもいいのではないかと・・・。2014/05/07
たらちゃん
5
本の内容と題名が合っていない気がします。本の中で共感を得たのは、お金の使い方。物欲に走るのではなく、自分が経験できるもの、例えばオペラ鑑賞とか旅行とか。こういう経験が得られる物にお金を使えば、自己成長できる、と書いてあります。その通りだと思いました。2016/10/14
小瑠璃
5
4年前、卒業旅行で、イタリアとフランスに行きました。イタリアでは大雨に見舞われ、青の洞窟へ向かうはずだった船が悪天候の大揺れで船酔いし、島に着いてからも大雨でびしょ濡れになり、フランスへの飛行機は遅れ、着いたと思ったらロストバゲッジ。翌日、荷物は届きましたが、その夜、ホテルは火事になりました…笑。怪我人は出なかったので、笑にしておきます。というかもう笑うしかなかったです。本書曰く「楽しかった旅行として鮮明によみがえるのは(思いどおりの旅行よりも)波乱に満ちた旅行だといわれています」…そのとおりです。2014/06/06