内容説明
著者の松本先生は、「血圧が高くなるのは自然な加齢現象。病気ではないから、薬を飲む必要はありません」と断言する。大勢の人が、必要のない血圧治療のために、高い医療費を「払わされている」というのだ。先生は、「医者や製薬会社の言いなりにならず、自分の頭で考えて、判断する力を付けることが必要」と説く。医者と製薬会社によって作られた「高血圧症」の真実を暴き、健康に生きるための秘訣を探っていく。
目次
第1章 「高血圧症」という名の詐欺商法(8年間で50も下がった基準値 一生飲み続けなければならない薬 ほか)
第2章 脳梗塞は医者が作っている(一番怖いのは脳梗塞 降圧剤は脳梗塞の発症を倍にする ほか)
第3章 血圧測定なんかいらない(血圧は個性である 朝測ることに根拠はない ほか)
第4章 マイナス思考は万病のもと(目新しい言葉に人は引っかかる 「生活習慣病」は言葉のトリック ほか)
第5章 ストレスほど怖いものはない(塩分と高血圧は関係ない 減塩すると、元気がなくなる ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
パフちゃん@かのん変更
78
高血圧の基準値は8年の間に50も引き下げられている。10下げるごとに1000万人単位で患者が増える。これは製薬会社が儲けるためのもの。歳を取れば顔にしわが出来るように血管も傷んでくる。それをコレステロールで補強している。動脈硬化は加齢現象。その通りにくい血管を通って脳や手足のすみずみに血液を届けるためには血圧を上げなければならない高血圧は当然。これを降圧剤で下げると、脳梗塞になったり、免疫が下がって癌になりやすくなったりする。そのデータはある。ちょっと前までは血圧の基準は年齢+90と言っていた。2014/11/06
団塊シニア
50
患者数は5500万人といわれる高血圧症、基準値を下げることで患者数は増える、10下げれば新たに1000万人の患者が生まれるという、そして一生降圧剤を飲まなければならない、2000年には基準値が180、現在130、50も下がってる、だから高血圧の薬は1兆円の巨大市場である、筆者もいってるように180でも心配ない、一番怖いといわれてる脳梗塞も降圧剤が発症を倍にするという、目から鱗の内容である。2014/06/10
Kazuko Ohta
25
白衣高血圧です。そうなったきっかけは明らかで、以降、とにかく血圧計を見れば上がるから、献血すらできません。家で毎日測れば慣れて上がらなくなるなんてウソ。余計に緊張します。私は白衣高血圧なんかじゃなくて、正真正銘の高血圧なのかもしれない、などと思っていたときにこの本を見つけました。読み始めただけで気が楽になって、血圧が下がるのがわかるほど。降圧剤を服用している人には決してお薦めできない本ですが、私と同様に悩む人には太鼓判を押します。大事なのはいっぱい笑うこと。これはできる。あとは「姿勢良く」。気をつけます。2021/12/14
ふ~@豆板醤
19
3。低血圧気味ではあるけどタイトルが気になってパラ読み。人体の自然治癒機能により血圧などが変化しているから薬で無理にコントロールしなくてもよい、とのこと。そういう考え方もあるのか、とちょっと面白かった。「クスリはリスク」、なるほど。2019/05/23
Makoto Yamamoto
17
収縮時血圧が130超えたら高血圧とかのガイドラインを出した高血圧学会。 歳食えば普通に血管は固くなり、血管年齢とかの指標もある。 筆者は血圧が高いのは結果であって、必ずしも『薬』で下げる必要はないとする。 確かに、『血管年齢70歳です。 適正な血圧は云々とかは聞いたことがない。』海外では血圧は高くても、すぐに薬は出さず、運動食事等で様子を見て、その後対応するらしい。 確かに血圧をあまり下げると、寝たきりになる脳梗塞も増えるという。 チョッと納得の一冊。2025/10/26
-
- 電子書籍
- 母塚さんを××にしたい。 第192話 …
-
- 電子書籍
- 幸せの約束【分冊】 3巻 ハーレクイン…
-
- 電子書籍
- 今は大人の恋【分冊】 12巻 ハーレク…
-
- 電子書籍
- とらぶるニャンコ(分冊版) 【第11話】
-
- 電子書籍
- 「幸福度」を上げる生き方~自分を解放す…




