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内容説明
「物とあわせて心をつくり、物とともに心を売り、そしてお金とともに心をいただく」――超ロングセラー「心得帖シリーズ」から、商いと経営の心構えを説く『商売心得帖』と『経営心得帖』の2冊が合本に。スキルやテクニックではない商売の醍醐味、経営の本質を問いかける不朽の名著。
目次
商売心得帖(商売の心得いろいろ 人事の心得いろいろ 古今の家訓・店訓・社訓いろいろ)
経営心得帖(経営の心得いろいろ 人事の心得いろいろ)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
WATA
63
「商売心得帖」と「経営心得帖」を1冊の新書にまとめたもの。どちらも商売の心構えについて書かれた古典的名著。この本を読むと松下幸之助は他人を尊重し信頼することを商売の基本に据えていたのだな、と感じる。「正しいことをすれば世間は必ず支持してくださる」「仕入先をお得意先と同じように大切にすることが肝要」「消費者は王様で会社は家臣である。だが真の家臣ならば、時には王様に忠言する必要もある」といった内容が目立つ。そのほか、安易な安売りを戒めたり、興味を持って夢中になることの大切さを説いたりなど納得できる文章が多い。2014/07/08
犬こ
13
感慨深い。松下さんは、自社の益だけではなく、最終的には社会、国の発展を考えながら、松下電器を経営されていました。商売のみに留まらず、人の心の持ち様も勉強になります。文章に、松下さんのお人柄が出ており、松下さんの映像を見ているような感覚となりました。2017/06/23
しき
7
商売や経営をやっているわけではないので、仕入れ等の話は響かなかったけど、人事に関する部分は松下さんを自分の上司であるかのような気持ちになって読んだ。一番印象に残ったのは、困難に遭ったときに、自分に足りないことがあれば、そのことを素直に認めるというフレーズ。当たり前のことだけど、今の自分にピタリとはまった。あのときの失敗を振り返ってみて、今後に生かす時機が来たのだと思う。他の本も読んでみたいな。2016/01/31
かおりん
5
成功した人の言葉だけに心に響く。商売の基本はこうあってほしいけれど、今の時代にはちょっと合わないところもあった。小売り商店で物を買わないし、行きつけの店はないし、声かけサービスは苦手だし…2016/06/14
きたむらさんえ
2
図書館本。ほほう、これがあのパナソニックを築いた経営者の考えかと、共感したりしなかったり。値引き交渉されても、商品とサービスに自信がある限り、適正価格で売る。これにちょっぴり生意気さがあったから、年長者の心をくすぐったのだと感じた。2015/10/01
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