内容説明
●米軍がアジアへのシフトを急ぐのはなぜか?
●北朝鮮が日本、韓国に急接近する理由とは?
●外国人投資家が日本株を買い控える理由とは?
↓
すべては中国のクラッシュに備えた行動である
バブル崩壊、シャドーバンキング問題による金融不安、深刻な公害による環境破壊……、
史上最大級の経済危機から共産党の一党独裁体制は崩壊する。
中国は分裂し連邦国家になり、朝鮮半島には統一国家が誕生する。
ベルリンの壁崩壊→ソ連、東欧の解体と同様の歴史を変える出来事が、
間もなく東アジアでも起こることになる。国際情勢分析の第一人者が最新の東アジア情勢を読み解く。
【主な内容】
序 章 アメリカは中国の崩壊を確信している
第1章 共産党VS人民解放軍 激化する抗争
第2章 深刻化する党内腐敗と環境汚染
第3章 経済大国から転落する中国
第4章 そして北朝鮮は韓国に統合される
第5章 中国大崩壊後の世界と日本
目次
序章 アメリカは中国の崩壊を確信している
第1章 共産党vs.人民解放軍激化する抗争
第2章 深刻化する党内腐敗と環境汚染
第3章 経済大国から転落する中国
第4章 そして北朝鮮は韓国に統合される
第5章 中国大崩壊後の世界と日本
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たかしくん。
34
まず北朝鮮は、中国そのものでなく、藩陽軍区の傀儡であるという著者の見解は、そもそも軍区を知らなかった私には驚きでした。中国の経済を初め全体に綻びが看られ、同軍区も手を引くとなれば、中国は北朝鮮放棄に走るであろうとのこと。あとは、今はやりの、日韓中の中での日本礼賛の論調が続きますが、著者の中国を連邦制にするべきとの主張は私も同感です。ところで老婆心ながら、その米中の狭間で日本での自民党の大勝を、実は冷やか見ていると言われる米国の意図もあってかどうか、株式が大幅に下落している状況がいささか心配です。2014/12/16
Eiichi
24
今更ながら、著者の世界情勢認識の高さが解ります。中国は近いうちに分裂するでしょう、確信いたしました。2014/06/21
かつ
16
中国共産党の一党独裁体制を支えてきた最大の要因は「経済成長」が存在してきたからであるが、これがストップすると政治危機に繋がる。シャドーバンキング処理、公害地獄、無駄なインフラ投資、無計画生産、すべてがバブル崩壊に向かっている。筆者はここ数ヶ月でバブル崩壊の時期が来ると予想している。中国が転落すると北朝鮮を抱えている余裕もなくなり、中国が北朝鮮を手放すことを予想。北朝鮮は韓国に統合される。韓国は以前より七十日計画というものがあり、七十日間は難民を小中学校で受入れ、給食設備により、食住を提供する計画とのこと。2014/08/20
T坊主
9
数年前から中国通、中国学者、経済評論家、評論家等多くの人達が、まもなく中国はクラッシュすると言われていながら、しぶとく?体制を維持しています。あまり先の事も考えない日本の一部の経営者は、それでもまだ中国中国といかにも儲かりそうに思ってか、進出する所もまだあります。そんな中で、会社の為に健気に働いている中国在住の日本人の皆さん、事起きた時には、身の安全を今から考えてどの様にすべきか対策を考えておいた方がよいですよ。2014/09/11
アキ
8
中国はバブル経済破綻で分裂し//衛星国北朝鮮を見捨て//崩壊北朝鮮を併合した韓国までが自滅//_というドミノ的展開を予想!多様な言語・宗教・民族が入り乱れて単一国家を成す矛盾に中国は、連邦制を敷いたソビエトとは違いその崩壊後は、7つの軍区に分裂するという…。まるで日中戦争前後の軍閥が群雄割拠した当時の中国が頭に浮かぶ!本書が2014年5月出版で、12月には他の著者による「プーチンはアジアをめざすー激変する国際政治」が出版されたあたり、やっぱり「歴史は繰り返す」のか?!!2015/01/28
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