内容説明
日本でいちばんよく知られている仏教経典『般若心経』。300字足らずの短さが、人気の一因だろう。本来、お経には物語性があり、釈迦世尊が、いつ、どのような状況でその教典を説かれたか、詳しい説明が書かれているが、私たちが慣れ親しんでいる『般若心経』には、それが省略されている。一方で、状況を説明した600字程度の『般若心経』がある。序文と結文があり、お経の体裁が整った、大本『般若心経』だ。(これに対して、300字足らずのものは「小本」と呼ばれる)本書では、大本『般若心経』を元に、・此岸を支配する欲望原理・此岸を支配する競争原理・世の中に振り回されないための智慧・未来を心配しない智慧・過去をくよくよ考えない智慧・反省するな!・希望を持つな!・損するための智慧・問題を解決しない智慧など、釈迦世尊の教えをわかりやすい解説とともに、その教えをどう実践するかを紹介する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱんにゃー
39
[日曜版] 「知識」は”本” 「知恵」は”実践”。 じゃあ ”本を読む”は?「知識」?「知恵」? (一応私は本の感想に、実践しているもの実験するものしか書いていかないつもりです)/話を戻します、「智慧」は”損する為の実践”とひろさんは言っています。(損するは実験実践中ですが面白いよ♪) いつもありがとうございます(^ω^)2014/05/11
kentake
2
日本で最も知られた仏教経典の一つである般若心経について、その内容や意味を分かりやすい言葉で解説している。全体を読んで、僅か300文字の中に、これ程の意味が込められているのかという点に驚いた。般若とは、すべてのものは空であるという悟りに基づく智慧のことであり、般若心経はこの智慧の完成の道を歩むことを説いている。 何かに不安を感じた時にも、不安には実体がなく自分がつくった妄想であると考えれば不安は解消する。このように人間が持つ様々なこだわりを捨てることが、心の安らぎをもたらすことになるのだと思う。2017/04/10
きみ
1
P53まで読破した。そこから絶対に要再読2026/05/05
sugadaira0804
1
全てのものは「空」である なんとなくわかるのだが 煩悩と上手く付き合っていこう2020/03/03
ぷん
1
あれもない、それもない、これもないと小乗の教えを消していく。ちょっと無神論まで行きそうだが、真言で止める。登山の先行者が仏ではないかと思えた。到達点はない、のぼる姿が仏と理解した。 それにしても実践編の迷走にはおどろいた。まさしくこだわらないことの実践か。般若心経を説明していた前半はすでに過去とばかりに、とらわれず今を書ききるということか。ひろさちやおそるべし。2014/09/25




