内容説明
大人気「ドクター伊良部」シリーズでおなじみの著者が、総合スポーツ雑誌「Number」で連載したエッセイ集。もちろん、そこには奥田テイストがはっきりと! 特定の選手やチームには一切取材せず、ファンとして、あるいは単に観戦者として“フリー”の立場で綴っているため、極めてニュートラルな書き方に。サッカー後進国の振る舞いを恥じ、プロ野球選手の名前をマジメに考え、大相撲の八百長にはやや寛容? スポーツから覗いてみるニッポン!
目次
1(スポーツにおける悪役の経済効果考。 プロ野球おやじの目に映ったJリーグ。 WBCでわかってしまったアメリカ式の行く末? ほか)
サッカーW杯狂想曲(改めて考える日本人サッカー不向き論。 根が深いスポーツの力関係。 サッカー、番狂わせゾーンの快楽。 ほか)
2(メダルの価値と五輪の大本営発表。 用具はドーピング?ならば原点回帰を。 結果待ち競技と観る者のジレンマ。 ほか)