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内容説明
情熱大陸出演! 心臓病のスーパードクターであり、他の医師の10倍の手術数をこなす著者が考え、実践する仕事の流儀。実兄・ローソンCEO新浪剛史氏との兄弟対談も収録。
目次
第1章 数こそ質なり―他の心臓外科医の10倍の心臓手術を実践するプロの極意(必要があれば、一日に数度の困難な心臓手術も行う。それがプロフェッショナルだと考えている 自分を職人と思うからこそ絶対的な「数」にこだわらなければならない 百人の患者を紹介してくれる一施設より一人の患者を紹介してくれる百施設を大切にする ほか)
第2章 我以外皆師なり―人生の師たちから学んだこと(「勤勉の遺伝子」をもっていた父「勤勉の遺伝子」を伸ばしてくれた母 「『白い巨塔』の財前五郎への憧れ」人生のきっかけはほんの些細なこと すばらしい師との出会いが人生を大きく変える ほか)
第3章 未来を拓く―これからプロフェッショナルを目指す人へ(どの時点で自分がどうなっていたいかを考え、そのためにすべきことをやっていく 組織に物を言いたいならば組織の中にいるしかない 「年間三百例の手術をする大学教授」になってこそ、発言できることがある ほか)
対談 新浪剛史(株式会社ローソンCEO・兄)×新浪博士(埼玉医科大学教授・弟)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨータン
11
日本の心臓外科の医者が皆、著者のような考えで医療に向き合ってくれればいいのになと思いました。医師としてレベルアップのため常にチャレンジングな道を選んできた著者を尊敬します。やはりなんでも数をこなさなきゃダメなんですね。2016/03/21
おやつ
7
仕事に生きる人というのは、仕事がいちばんやりたいことなのだな、ということを再確認。この人の場合は、家系、血の影響も大きそうだと感じた。2018/04/24
アルカリオン
5
新浪先生は文字通り、心臓外科に人生を捧げるプロフェッショナルなのだという事が伝わってきました。ワークライフバランスという志向とは無縁の職人的人生観に感銘を受けました▼家族と過ごす時間はほとんどないが、心臓外科医である以上はやむを得ない。手術のことを考えていれば、ゴルフ等の余暇を楽しみたいという発想が起こらない。自分で選んだ道を極めるために必要な努力は怠らない。必要な努力とは手術スキルだけではなく、患者を紹介してもらうための「営業」や、チームを高いレベルで維持するためのフォロー・声掛け等も含まれる。2019/10/11
まさあき
1
「携帯電話が鳴れば、それに応じるだけだ」。 心臓外科医として年間三百例以上の手術をする著者は、命を救う『職人』だからこそ、最高の技術で多くの人を救わなければならないと述べる。 本書には、日々の実践で掴んだ二十六の極意を紹介する。「苦労をしなければ得たいものは得られない」もその一つ。恩師が言われた一言に奮起し、一か月に家に帰る日は4,5日など、朝から晩まで仕事に徹することで、道が開けていったという。 「春に病院に入り、次外に出たときは雪が降っていた」。仕事に徹する姿に多くの学びを得ることができよう。 2016/02/07
モビエイト
1
NHKのファミリーヒストリーでローソンの新浪さんに弟がおり、有名な心臓外科医である事を知りました。心臓外科医と言えば天野篤さんでしたが、新浪さんの本を書店で見つけ手に取りました。生活の8割が外科医、患者の為に自己犠牲をしないといけない職業であり、また職人であると思いました。有能な医師に頼りすぎている現実も異常であるなと感じました。2014/05/03