内容説明
英語を学んで、いざ世界に出たとき、避けて通れないのが「宗教」。池上さんの分かりやすい説明で、キリスト教、イスラム教などを日英対訳で学ぶことで、世界に出ても恥ずかしくない「宗教の基礎」が学べます。みなさんにもおなじみの“池上解説”で、もう世界のニュースは怖くない!
目次
1 世界を揺るがす「イスラム教」が知りたい!
2 「キリスト教」を知れば欧米諸国がわかる!
3 世界に広がる「ユダヤ教」を知っておこう!
4 日本人に身近な「仏教」を知っておこう!
5 「ヒンドゥー教」を知ればインドがわかる!
6 「神道」を知れば日本がわかる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アルカリオン
14
《中国では政府の指導下にあるキリスト教団体のみが認められ、それ以外の団体が布教すると法律違反で捕まる可能性がある。中国では共産党が絶対的な権威であって、それ以外の存在に忠誠を誓うことは許されないからだ。中国でカトリックを認めてしまうと、カトリックの最高指導者であるローマ法王が共産党よりも上の地位になってしまう。このため、中国とバチカン市国は国交を結んでいない▼中国ではカトリックが取り締まられている。このことから、中国もまた「共産党教」ともいえる宗教国家であることがわかる》(電子書籍頁 127-/319)2022/02/28
楽
12
14年。216頁、神社配置の一例にある「摂社」がなぜか「摂関」と誤植■左に英文、右に日本語文があるので、英語での表現を確認するのもよい■ローマ教皇死去でにわかに注目を集めているカトリック。ほかの宗教も含めて勉強するのによいだろう■まずはイスラム教。世界でもっともイスラム教徒が多い国はインドネシア。2億人以上で日本の人口より多い■ウイグル族はトルコ系の民族でイスラム教徒■「パレスチナ人」という人種・民族はいない(人種ではなく、民族や国民的アイデンティティを指す■「イスラム原理主義者=テロリスト」ではない2025/05/06
えみねむ
1
おもしろくてわかりやすい 有名どころをざっくり知る入門編に相応しいと思う2024/07/22
コピ
1
日本語の部分だけでも十分な内容。英語も易しく翻訳してある。時間をあけてもう一度読みたい。
AyaZ
1
英語はシンプルで簡潔。宗教に関する語の英訳が知れるのがよかった。2020/07/12