メディアワークス文庫<br> 罪色の環 - リジャッジメント

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メディアワークス文庫
罪色の環 - リジャッジメント

  • 著者名:仁科裕貴
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • KADOKAWA(2014/09発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784048664660

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内容説明

「あなたたちは裁判員に選ばれました。日給400万である事件の疑似裁判をして下さい」──大学生・音羽奏一もまた裁判員に選ばれた一人。彼は、かつて被疑者となった「首絞めピエロ事件」で無罪になった過去があった。 そんな経歴を持つ彼をはじめとして、音羽のことを先輩と呼ぶ清楚な少女、精悍な顔つきの男、深窓の令嬢、茶髪のイケメン、関西弁の伊達男という六名が識神島と呼ばれるリゾートに集められた。 その目的とは、十九年前に無罪の判決を下された強盗殺人事件の再審判。だが、彼らはこの三日間の裁判で、ある真実と因縁を知ることに……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

そのぼん

37
突然、6人の男女が孤島に集められて『裁判』をすることになって・・・というお話でした。設定的には『インシテミル』や『ライアーゲーム』のようなブラックなゲームを思わせるような形で裁判が進みましたが、結末は思いもよらぬものでした。2014/12/24

いーたん

36
非合法・アンダーグラウンド感たっぷり裁判ゲーム。冒頭の始まりから巻末まで、何が起きるんだろうか。どんな展開になるのだろうか。本当に私的死刑を執行するのだろうか。読みながら得体の知れないモヤモヤ感が絡みついてきて、物語に引き込まれてしまいました。ラストは予想外な結末で、不快な終わりではなかったですが、ラストのラスト。『もしもしー』のあとが気になります。 話は変わりますが、個人的には裁判員裁判。やってみたいと思ってます。2015/02/19

た〜

30
【心理描写型】色々と突っ込みどころは多いけれど面白かった。色々と怖い話でもある。作者が元警察官ということで犯罪者や冤罪被害、犯罪被害者の心理描写の秀逸さに納得。2014/04/08

よしりん

17
面白かった。ダンガンロンパっぽかったりインシテミルっぽかったりもしたけど読みやすくて先が気になってぐんぐん読んじゃった。エピローグは想像どおりだったけどそれでヨシなのかな。あのあとどうなったのかが気になるところだけど。2016/05/06

ナナミン

12
話としては「ダンガンロンパ」に近いかもしれない。でも、もっとリアルで社会派。中盤辺りからは衝撃展開の連続で、ページをめくる手が止められず、気が付けば一気読みしていた。「上げて落とす」というサスペンスの基本がしっかり機能していて、とても面白かった。でも、綺麗にまとまり過ぎていて、続刊は出そうにないなぁ。2014/03/26

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