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内容説明
辺境の名も知れぬ神であった八幡神は、なぜ突如として国家鎮護の神となったのか。大仏建立、道鏡事件、承平・天慶の乱ほか、その誕生と発展をめぐる史実を紐解き、神仏習合の形成という視角から実像に迫る!
目次
第1章 鎮護国家の神の出現(八幡神の登場 神と仏の遭遇 鎮護国家の神への道)
第2章 仏に帰依した神(菩薩皇帝聖武と八幡神 大菩薩への道)
第3章 神仏習合と御霊(薦枕の成立と託宣の凋落 応神霊=八幡大菩薩の成立と展開)
第4章 八幡宇佐宮と八幡石清水宮の統合(宇佐宮弥勒寺と王城鎮護石清水八幡宮 宗教権門としての八幡宮寺の成立 権門八幡宮寺の展開)