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内容説明
家族のなかの「老い」を通じて新旧社会の連続/非連続性を問いかける―日本映画はそこから戦後をスタートした。
成熟と枯淡の理想、孤独と不安のリアリズム、そして固有の生の軌跡の“老いがい”へ。
視線を移しつつ、数多くの映画が濃密な集積となって、いま私たちの前にある。
誰もが向かう未知なる時間、“老い”への手掛かりとして。
目次
第1章 動く座標軸―老いの理想からリアリズムへ(老いの理想―巨匠たち 老いのリアリズム―次世代の監督たち)
第2章 老いの万華鏡―それぞれの意味場(笑って泣ける―人気娯楽映画 老け役―虚像と実像の間 思いがけない老いの正体)
第3章 「生‐老‐死」をつなぐ―「老いる」の地平へ(内なる老いの呼び声 「痴」がひらく世界 死は生の道連れ)
第4章 「昭和」を老いる―忘れられた老いを忘れないために(老いは証言と継承、記録である 境界を生きる)



