ビームコミックス<br> 宝の嫁

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ビームコミックス
宝の嫁

  • 著者名:近藤ようこ【著者】
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • KADOKAWA(2014/04発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784047295483
  • NDC分類:726.1

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内容説明

宝をたっぷりつけるという条件で、器量の良くない娘を娶った、若く貧しい公家。しかし、娘の荷物に宝はない。娘は「わたしを愛しく思ってくだされば、宝は山のように出てきます」と言うのだが……。中世ものの第一人者が紡ぎ出した「おとぎ話」の世界――表題作ほか、珠玉の全八編を収録した、近藤ようこの傑作短編集、待望の新装版。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あたびー

37
電書で。日本の昔話は、西洋のと違って王様とかはあまり出てきません。せいぜい長者が良いところ。大体はおじいさんとおばあさんから話が始まりますよね。近藤ようこさんの中世が舞台の漫画は雰囲気があって好きです。欲深い人が報いを受けたり、ネズミが恩を返したり、神話が元になった話。南蛮打ち払いで外国に追放された遊女が、恋人を人形にして連れていく話は美しくて良かったなあ。2025/04/26

井月 奎(いづき けい)

30
宝はこの世と黄泉平坂とのあわいにあるのです。境のない境のことを描くこの漫画を読む喜びよ。 2021/06/20

にゃも

20
日本昔ばなしの物悲しい系の時の市原悦子さんの声が聞こえてくるような作品が多く、しみじみと味わい深い。2020/06/13

あかつき号

13
友人からの貰い本。中世だなぁ。なんとなくこの世が理ばかりでない、不安定な時代。「花守り」「君よ知るや南の国」がお気に入り。2015/07/14

多喜夢

9
物語を大胆に省略して描かれているので、さらりと読める。反面、行間(漫画だからコマ間?)の余韻が深い。清涼飲料水のような本でした。2014/06/07

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