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内容説明
人気ドキュメンタリー番組『情熱大陸』。番組作りの舞台裏を紹介することで、コミュニケーションが希薄とされる現代において他者に“情熱”を伝えるためのコツを伝授する。また、日々プロデューサーとして、人物の見極めや取材手法の考案、編集、そして放送に至るまで常に様々な“決断”をし続けている福岡氏の思考回路を探ることで、現代のビジネスシーンにも役立つキーワードを詰め込んだ一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨータン
13
「情熱大陸」のファンなので、その舞台裏をたっぷりと楽しめました。苦労話が生々し過ぎて、読んでいて胃がキリキリする場面もありましたが、良いものを仕上げようとする情熱は見習いたいなと思いました。2015/10/25
akinbo511
11
「情熱大陸」という番組作りのエピソード集かと思って手に取ったけれど、違った。福岡さんの頼りない雰囲気を前面に出して、社会人としての失敗談がつまっていて、新人会社員向けのビジネス書として勧められる本だと思う。 2014/08/26
SORA
11
てっきり「情熱大陸」の番組を通じて、仕事への情熱の持ち方、もしくは情熱の生まれ方のような内容なのかと勝手に思っていた。しかし主な内容は、著者のMBSでの仕事の進め方。ギリギリまで番組作成するのは心臓に悪そう。精神的にタフでないと務まらない。伝説のスタッフエピソードが面白かった。2014/07/26
メガネ
9
普段テレビを見ない僕が唯一継続している番組が「情熱大陸」です。本書にはこの番組のプロデューサーである福岡氏の仕事論が著されています。本人曰く、平凡な能力で社内でも目立つ存在ではなかったものの、様々な仕事を経験後、この名物番組のプロデューサーに抜擢。もちろんプレッシャーはハンパない。失敗もたくさんしたし、その度に怒られた。でも彼がつくった映像は多くの人にインパクトを与え、番組の価値を高めていった。そんな彼の仕事に対する考え方、行動のとり方が書かれている一冊です。変人もたくさん出てきます(笑)2017/07/10
芸術家くーまん843
9
人気番組「情熱大陸」5代目プロデューサー福岡元啓さんによる注目の仕事論。新人の頃の些細な行動が上司の逆鱗に触れその後ずっと前掛けをして仕事をすることに、パワハラで訴えられそうな状況を乗り越えムチャ振りする先輩たちに付き合いながら著者は仕事とは何か一流とは何かを掴んでいく。どんな世界でも一流になった人の陰には必ずと言っていいほど優れた師匠、先輩の教えがあるが著者が先輩たちから受けた薫陶、そして自身の体験談を惜しげもなく披露している。日々の仕事への姿勢、心構えをチェックするためにもぜひ読んでおきたい一冊。2014/04/06