心と身体を強くする 食育力

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心と身体を強くする 食育力

  • 著者名:服部幸應【著】
  • 価格 ¥1,222(本体¥1,111)
  • マガジンハウス(2014/05発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784838726486

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内容説明

2013年12月4日、「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録されました。
これは、日本の食文化そのものが世界的に評価されたわけで、
日本人としてこんなに誇らしいことはありません。
ところが、日本の食の現状には赤信号が灯っています。
糖尿病、飽食型栄養失調などの増加は食に起因し、
食料自給率の低下、食料ロスの増大も大きな問題です。
そんな時代だからこそ、
安全・安心な食べ物を見極める「選食力」を養い、
食事の作法や感謝の気持ちを学ぶ「共食力」を身につけ、
自然環境やエネルギーも含めた「地球の食を考える」ことで
食育力を鍛えながら、食の大切さを見つめ直しましょう。
学校教育においては、知育・徳育・体育に先立つものとして食育を捉えるべきですし、
その子供たちを育てる大人たちも、
少子高齢化の時代に、あらためて「食」の重要性を見直してほしいと思います。
今日食べるものが、
明日の、5年後の、10年後のあなたの心と身体をつくるのですから。

「食育」という概念を広く普及させた
書籍『食育のすすめ』(小社刊)の第二弾!

目次

第1章 食育で日本を変えよう!(服部家の食育 バラバラ食で失ったもの ほか)
第2章 「選食力」を鍛えよう!(教養の7割は8歳までの食卓がつくる 安全な食とは何だろう? ほか)
第3章 大人の食育チャレンジ!(大人の食育はワクワクの自由研究 グルメリポーター必見、意外な味覚のメカニズム ほか)
第4章 子供のための食育(和食の「しきたり」は超優秀な食育マニュアル 6つの「こ食」は、親がつくった! ほか)
第5章 地球の食を考える(食料自給率の低い国は、独立国とは言えない 和食もほとんど外国産!? ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

じん★ひで

3
大人を尊敬どころか、信用していないニッポンの子供たち/糖質・脂質摂りすぎで、たんぱく質、ミネラル、ビタミン不足の現代的「飽食型栄養失調」/低炭水化物ダイエットは小麦粉や砂糖中心のアメリカならでは/エイジングは老化というより円熟/共食力を身に付け、選食力を養う重要性2014/05/19

ゆき

2
子供も脳が柔らかいうちに食育をすることの大切さが書かれてます。8歳くらいまでにちゃんと家族で食卓を囲んだり、食べる時の躾をしないと「遅い」から「手遅れ」らしい。食の大切さもわかるんですが、家族で食事ができない根本的な原因に目を向けてほしいなと思う…残業が多い日本では、父親と母親と子供たちが一緒に食事できる機会ってあるんだろうか。うちは無い。日本の憲法には「家族」という単語が削除された経緯として、戦時中の特攻隊が家族や母親の名前を叫んで特攻したため、憲法の草案を作ったひとりの方がいうに、ゆえに「家族」という2016/05/01

とーる

0
食育の基本的な考えが一通りまとまっていて、わりとさらっと読める。2016/10/15

ぴこ

0
やっと読了。何を子どもに教えていくべきか、ヒントを得たように思う。私が知らないこともたくさんあった。食ってほんとに幅広い。専門職として、まだまだ勉強が必要。知り尽くすことはないんだろうな。2015/11/19

sawa sawa

0
個食も孤食も家族の食卓が悪い方向に変わったからである テレビを見ながらバラバラに好きなものを食べる 会話もない、食べ方も見ない、味もしない 改善しよう 何を食べるか選び取ろう 玄米を、出汁を、旬の食材を食べよう トランス脂肪酸には気をつけ、成分表示のある油を取ろう 血糖値が乱高下しない食事を 何度も噛む食事を取り戻そう2025/03/16

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