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内容説明
カタログ総発行部数、なんと2億部。世界最大の家具チェーンは、意外にも「日本以上に日本的な経営」で成長している。「理念経営」といえば、日本人は懐かしい響きを感じることだろう。しかし同時に、「今は理念で稼げるような甘い時代じゃない」との声も聞こえてきそうだ。スウェーデンで生まれたイケアでは、コワーカーたちは創業者の生んだ企業理念に共感できることを条件に採用される。そして皆がその理念・理想を何より重んじ、その理想にのっとった経営方針を、世界26カ国で貫いている。その結果、業績が好調なのはもちろん、小売には珍しく離職率も低い。理念を戦略に直結させると、企業はここまで強くなれるのか――シンプルかつ徹底的な「イケア・バリュー」を探る。新店舗オープン前の敷地内に、渡り鳥が巣をかけた。≪家が世界でいちばん大切な場所≫を掲げる彼らはいった。「渡り鳥のマイホームを撤去して営業するわけにはいかない。たった数カ月、オープンを遅らせればいいだけだ」
目次
1 イケアの理念はこうして生まれた―明確なヴィジョンを掲げ、求心力を高める(まるでテーマパークのようなイケアのストア セルフサービスの手間も「楽しさ」になる ほか)
2 理念の追求には人材こそすべて―価値観重視の採用で連帯感のある組織に(イケアに「共感できる」人材こそが戦力になる 書類ではわからない「人柄」を重視 ほか)
3 社員を幸せにしよう―「仕事も家庭も両方大事」が基本(働きやすい環境をつくる福利厚生制度 男性には配偶者の「出産時休暇」を設定 ほか)
4 理念はこうして共有される―フラットな組織と徹底した対話で強い組織をつくる(組織も業務もムダを省いてシンプルに フラットな組織が「顔の見える関係」をつくる ほか)
5 すべての理念はお客様のために―コスト・コンシャスな体制で低価格路線を貫く(「低価格で機能的」な商品がイケアの戦略 驚きの価格を実現した「フラットパック」 ほか)
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