山と溪谷社<br> ふたりのアキラ

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紙書籍版価格 ¥968
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山と溪谷社
ふたりのアキラ

  • 著者名:平塚晶人
  • 価格 ¥774(本体¥704)
  • 山と溪谷社(2014/05発売)
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内容説明

伝説のアルピニスト、松濤明と奥山章を慕い、愛した女性の物語。

冬の北鎌尾根で凄絶な最期を遂げ、井上靖の小説『氷壁』の主人公、魚津恭太のモデルとされた松濤明。
第二次RCCを創設し、戦後日本のアルピニズムを牽引した奥山章。
芳田美枝子は、風雪の北鎌尾根に消えた松涛明を上高地で待ち続けた女性として
『氷壁』のヒロイン、かおるのモデルとなり、のちに奥山章と結婚して、
戦後日本のアルピニズムの発展を見つめ続けた。

身近な存在であったからこそ知り得た松涛明、奥山章のふたりのアキラの
知られざる登山史の断片を、ノンフィクション・ライター平塚晶人が
往復書簡で描いた話題作の文庫化。

ヤマケイ文庫の『新編 風雪のビヴァーク』(松濤明)、『ザイルを結ぶとき』(奥山章)、
そして井上靖の小説『氷壁』を深く読み解くための副読本としても楽しめる興味深い内容です。

目次

プロローグ
第一章 『氷壁』とアルピニズム   松濤明と奥山章の思い出
第二章 北鎌尾根へ   北岳バットレスからの転進
第三章 待ち人来たらず   一人ぼっちの穂高越え
第四章 風雪のビヴァーク   北鎌遭難の検証と考察
第五章 蒼い星   松濤明の死、そして上京
第六章 エゴイスト 登歩渓流会と松濤明
第七章 影を追って 登歩渓流会と蒲鉾屋「神茂」
第八章 ふたたび山へ   松濤明の「戦後」
第九章 死ぬことで生きる   風化しない松濤明の面影
第十章 孤独と焦燥   第二次RCC創設へ
第十一章 血が騒ぐ人   奥山章の宿す翳
第十二章 失意と燻ぶる意思   滝沢スラブの大事故
第十三章 翳の正体   山岳映画作りと奥山章の涙
第十四章 クライマーの余生   見果てぬエベレスト
第十五章 ふたつ目の死   三ツ峠へ行けなかった奥山章
第十六章 安らぎ   アキラの歩まなかった道
エピローグ