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内容説明
バース(・389)、イチロー(・387)、内川(・378)……。「あと少し」まで行った打者は何人かいるが、戦後プロ野球で「夢の4割打者」は誕生していない。しかし、日米の歴代ヒットメーカーの成績を徹底調査すると、決して不可能な数字ではないことが分かってくる。「俊足」は絶対条件ではなく、キーポイントは「対右投手」「四球」「固め打ち」だ。超絶的なデータ分析から見えてくるプロ野球の奥深い真実。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
calaf
20
そうか、フォアボールは打数にはカウントされないのか...だから(?)、打率の計算は面倒になり、ニッチな方法がいろいろ出てくるようです。(←野球をあまり知らない私の読んだ印象 (笑))でも、4割1分バッターと4割バッターと3割9分バッターと、何が違うのだろう...単に切りのいい数字というだけという気もするけど...(大汗)2014/05/24
Kaz
9
クロマティ―、バース、イチロー、内川・・・。打てそうで打てない4割。シーズンを通して好調を維持しないと実現不可能。規定打席到達時に4割あったら出場をやめるくらいの思い切りがあれば、もしかしたらいけるかも。でも、そこまでして記録を狙う価値がある数字とは思えないですよね。本書はMLB中心の構成。NPBは、少なかったのが残念。2016/05/22
as
9
4割を打つのは日本人現役選手では難しい事が解りました。今、左打ちで足で内野安打が稼げて爆発型で選球眼がよく四球が取れて制約なく打てる(チームプレイをしなくても良い弱小球団所属)その上で前後打者にマークが分散される、そんな都合の良いバッターが思いつかないです。打つとしたら、まだ見ぬ外人さんになるんでしょうね。でも何時かイチロー以上の天才打者が見たい物です。2014/06/11
文章で飯を食う
8
ホームランバッターが4球を選び、打数を減らすのが、4割への道。2015/07/14
おくりゆう
7
メジャーで7人のみ、日本では1人もいない夢の打率「4割」をテーマに過去の達成者や迫った者のデータを分析し、到達の鍵を論じた一冊。実際、分業制や球種の増加から難しい記録とは思いますが、個人的には記録達成を期待したいです。分析結果の条件や期待の選手たちに注目して、また野球を観る楽しみが増えました。開幕が待ち遠しい!2014/03/15