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内容説明
震災の津波で流された故郷のイチゴ農園を救うべく、IT社長の青年が立ち上がった。ゼロの土地に最先端の農場を作り、ひとつ1000円で伊勢丹で売られるようになるまでの3年の奮闘記。
目次
0章 「何もない場所」からすべては始まった
1章 1%のチャンスを成功に導く「戦略」
2章 「7割スタート」でちょうどいい
3章 勝てないゲームなら「ルール」を変えろ
4章 取れる「リスク」はぜんぶ取れ
5章 どうせやるなら「世界一」
6章 ひと粒1000円の「革命」
7章 世界に飛び出すなら「今」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
香菜子(かなこ・Kanako)
34
99%の絶望の中に「1%のチャンス」は実る。岩佐大輝先生の著書。努力は必ず報われる。ピンチのあとにチャンスがある。物語の中のお話だけではなくて、現実にもあるお話だなんて本当に素敵なこと。絶望知らずで順風満帆な人生を過ごしている人はもちろん素晴らしいことで嫉妬を覚えてしまうこともあるけれど、絶望をチャンスに変えて輝いている人は誰よりも魅力的です。2018/11/29
犬こ
21
IT企業の経営者である著者が、東日本大震災で壊滅的な被害を受けた後、地元に戻り、いちご農家を再建。簡単なことではなく、お金、農業技術、人、販路など、次から次へ起こる苦難を試練と捉え、地元のイチゴをブランドいちごへ成長させます。その後、インド、サウジアラビアへと世界へ向け、すごいバイタリティです。勇気をくれる一冊。2017/02/05
たかしくん。
20
Amazonのレビューで「震災をきっかけとしたビジネスと生き方を考える本」とありましたが、その通りと思います。「匠×研究者×IT農業」を軸にして、「ミガキイチゴ」をイチゴの最高級ブランドにまで確立させた著者の、その発想力、行動力、そしてコミュニケーション力には頭が下がります。(私にはとても真似できませんが・・・)2014/07/12
diesuk
6
東日本大震災の津波ですべてが流されてしまった宮城県山本町。そこではいま、最先端のイチゴ農場が運営されている。IT技術と生産者の感覚があわさって生産されているイチゴは、伊勢丹新宿店で1粒1000円で売られているという。ミガキイチゴがそれである。山本町でイチゴを生産するに至った過程と、著者の熱い思いが詰まった一冊。一度しかない人生をめいっぱい生きなければいけないという思いが本から強く伝わってきて胸が熱くなる。絶望の中にあっても人は前進できる。むしろそこで前進できるかが鍵なのだ。これはほんとに素晴らしい本だわ。2014/03/14
スカイブルー
5
生まれ故郷が被災した著者。誰もが絶望したであろう状況の中、ここまで被災したならゼロから新しい産業が作れるかもしれない!と考えられる力?余裕?があったからこその成功なのだと感じた。読後は著者から勇気をもらえたし、何か始めようと自分の背中を押してくれる本だと思う。2014/05/22




