内容説明
80代になっても連載を多数かかえ活躍し続ける作家・森村誠一。一度も休載することなく執筆を維持していくためには生活習慣に秘密があった! 著者が健康に生きるために実践しているメソッドを大公開!
目次
第1章 人生、「後編」こそ本番(人生の「後編」をどう生きるか 「現役」から「誉生」へ ほか)
第2章 体のメンテナンスは「無理なくできる」が理想(「健康のための健康」より「生き甲斐のための健康」 四十八年の作家生活を支えてきた一日のスケジュール1―午前中 ほか)
第3章 私が実践している健康法(「病気になれる日」を三日つくっておく―時間の予算計画を立てる 「何もしたくない」ときは何もしなくていい ほか)
第4章 「人生の後編」の生き甲斐を見つけるために(「行きつけのカフェ」で老い(熟成)を楽しむ
百名山より約束の山―中高年への登山のすすめ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すうさん
6
かつて読んだ五木寛之の健康養生論とは趣がちがった。健康中心に森村誠一が人生を振りかえった。確かに齢85歳を超え人生の完結に近い現在の彼の随筆は、ある意味真に迫るものがある。しかしそうやって彼の生きてきた人生を学んで知恵をつけても、自分たちの現実はそう簡単に対処できない。同じようにしたって同じ結果が出るわけでもない。ただし「生きる覚悟」を持つことは大切だと思う。「なぜ生まれてきたのか、何のために生まれてきたのか」に直結するからだ。五木寛之のような「死ぬ覚悟」はここには出てこないが、明らかに元気が出ると思う。2019/10/01
三浦正
1
この2か月の間に森村誠一作品、図書館本(消極的な選択で小説)4冊読んだかな。 本書は五冊目、80過ぎてから書いた健康指南本かな? 著者の真面目な性格、健康に留意した日々の暮らし・流儀は良く理解できた。この人、長年 清く正しく生きてきたようである。共感とか真似できる部分は少ない。 2019/07/06
みっくん
0
健康に生きるの続きに「覚悟」って持ってくるセンスが森村さん。内容は、あくまでも森村氏の考えであって参考になるとは限らないのだけれど、心構えがすごい。さすが第一線と思わせる。 名言:人生の自給自足は隠者のみ 無数の人生の果実を集めた共同倉庫に、それぞれの果実を携えて参加できるのが社会 ただ休んでいるだけでは充電にならない 食事には食べ物を中心にする場合と人間関係を中心にする場合がある2021/12/24
アンチェロッティ
0
2019年 7冊目2019/01/13
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