図解＆事例で学ぶ ビジネスモデルの教科書

著者名：カデナクリエイト【著】/池本正純【監】

マイナビ出版（2014/03発売）

• ISBN：9784839948368

内容説明

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ビジネスモデルの提案・構築に悩む、ビジネスパーソンのための一冊！
最新＆定番のビジネスモデルをわかりやすく解説。図解＆事例を豊富に使用（掲載企業60社以上）し、ビジネススクールでも使えるとお墨付き！

新規事業の開拓や市場分析に必須の知識となった「ビジネスモデル」。しかし、ビジネスモデル自体の定義が未だ曖昧で、話題のベンチャー企業やIT企業を紹介するだけの解説も少なくありません。一方で、昔からある定番ビジネスモデルでも、もはや通用しなくなったモデルを紹介しても使えません。本書では、『多様な業界で導入されているビジネスモデル』『今も現役で使われているビジネスモデル』『継続性が見込めるビジネスモデル』のような定番かつ最新のビジネスモデルを、図解を多用して解説します。さらに、モデルを活用した企業例を豊富に（60社以上！）紹介しました。そして、それらをヒントにビジネスモデルを考案するためのアドバイスを豊富に盛り込みました。これ一冊で、ビジネスモデルは完璧です！

目次

序章　なぜ新しいビジネスモデルが必要なのか（ビジネスモデルとは何か　ビジネスモデルの老朽化が加速している　ほか）
第１章　経営学におけるビジネスモデル（ビジネスモデルが話題になった理由　ビジネスモデルにおける経営学者たち　ほか）
第２章　必修！１２ビジネスモデル・パターンを理解しよう（ビジネスモデル・イノベーションは頻出パターンの理解から　マルチサイドプラットフォーム　ほか）
第３章　１７ケーススタディで話題の企業のビジネスモデルを分析（成功するビジネスモデルを生み出すには？　グーグル　ほか）
第４章　新たなビジネスモデルを構築するには（ビジネスモデルを構築するための５ステップ　自社（自分）の現状を把握する　ほか）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[放蕩長男]

顧客は自分の本当のニーズを知らない。この本で、1番覚えておきたい一行です。 いくらアンケートを取っても、ヒアリングをしても、iPodが生まれることは無かったでしょう。声を聞くにも、仮説を立てて考えながら、新しい提案を出さなければなりません。

2017/06/21

[放蕩長男]

企業によって、「どうやって儲ける仕組みになっているのか」は様々です。その儲ける商売の仕組みを、ビジネスモデルと言います。例えば、プリンターや剃刀は、本体価格を抑える替わりに、消耗品を継続して購入してもらうことで、利益を生み出します。会員制スポーツクラブは、月謝を徴収することで、継続的な収入を確保します。１２種の区分けがわかりやすく、例も豊富で、非常に優良な図解入門書でした。

2017/05/30

[今野 富康]

ビジネスモデルという概念の発生から遡って書いてある本。前半の理論編も面白く読めた。とくに、ビジネスモデルを４つの要素に分解して説明している部分は流石に学者さんが監修しているだけあるなあと思った。後半のケーススタディもコンパクトで読みやすい。はじめて見た事例もあったし、この会社はどのビジネスモデルとどのビジネスもでるを組み合わせて使っているというような分析もあるので面白い。

2016/07/09

[高光浩二]

ジレットモデル

2014/11/06

[Strega Rossa]

見開き２ページで、左側が図解、右側が文章という体裁が基本となっているビジネスモデル論の入門書。12のビジネスモデルの基本パターンと実際の企業17社のケーススタディをコンパクトに解説している。数時間で通読できるが、決して中身が薄いわけではない。数々のエッセンスをわかりやすく集約しているので、ビジネスモデル論を概観するのにちょうどよい。

2016/02/18