角川SSC新書<br> PM2.5「越境汚染」 中国の汚染物質が日本を襲う

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角川SSC新書
PM2.5「越境汚染」 中国の汚染物質が日本を襲う

  • 著者名:沈才彬
  • 価格 ¥733(本体¥667)
  • KADOKAWA(2014/04発売)
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  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784047316355
  • NDC分類:519.222

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内容説明

中国の大気汚染、なかでも微小粒子状物質「PM2.5」が日本に大きな影響を及ぼしている。偏西風で流されてきたこれまでの黄砂やばい煙、粉塵以上に、健康への注意を要する物質の襲来である。それも春だけでなく、1年を通して「PM2.5」が越境汚染してくる深刻な事態になっている。急速な経済成長を遂げた中国だが、そのツケは大気汚染だけでなく、深刻な水質汚染、土壌汚染を引き起こし、輸入食料に関しても日本人の健康を脅かしている。特に、首都・北京の大気汚染はひどく、地方都市への遷都まで噂されているほどだ。また、各地に「がんの村」が出現するなど、地方では想像もつかない酷い“複合汚染”が進んでいる。日本人の知らない中国の環境汚染の実態を現地取材し、恐るべき実態を明らかにしていく。

目次

序章 国興りて、山河破れる
第1章 PM2.5をめぐって繰り広げられた“米中戦争”
第2章 異常な高濃度を記録する中国のPM2.5
第3章 PM2.5飛来―どうする、日本
第4章 水質汚染の恐ろしい実態
第5章 深刻さを増す土壌汚染
第6章 2016年、北京廃都!?
第7章 本気で立ち上がり始めた中国民衆

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハイパー毛玉クリエイター⊿

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ことしも日本で黄砂が観測される季節がやってきた。中国だけの問題ではない、PM2.5をはじめとする環境汚染問題。汚染粉塵がとんでくるとアレルギー症状が悪化して毎年つらいが、中国ではそれら汚染物質の影響で多くの死者が出ているとのこと。ぜひ真剣に環境問題にとりくんでほしいなぁ。高度経済成長期にはいまの中国のように汚染されていたという日本の大気や水も、いまでは世界トップクラスの安全性を誇っているくらいなので、中国もまた、やればできるはずなのである。2015/02/26

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