「本質直観」のすすめ。―普通の人が、平凡な環境で、人と違う結果を出す

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「本質直観」のすすめ。―普通の人が、平凡な環境で、人と違う結果を出す

  • 著者名:水越康介【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 東洋経済新報社(2014/03発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784492470879

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内容説明

ここのところ統計学、ビッグデータブームが続いていますが、それになんとなくの違和感をもたれたことはありませんか? 統計分析やビッグデータを無意味と切り捨てるのではなく、しかし捉え方、付き合い方を刷新して、アイデアをより鋭く練磨しようと試みるのが「本質直観」です。「週刊東洋経済」で好評を博した、気鋭の若手研究者によるリレー連載「学問の現場から2012-2013」経営学担当、水越康介先生の打ち出す経営学+哲学の新機軸をご覧ください!
【主な内容】
第1章 優れた経営者は直観する

第2章 ソーシャルメディアから本質直観を考える

第3章 本質直観とは何か

第4章 誰のどんな声を聞いてどう応えるか?

第5章 市場志向がめざすものとは?

第6章 無意識は取り出せるか?

第7章 過去をたどって自分自身を問い直す

第8章 「質」と「量」の見かたを根本から更新する

第9章 リサーチを生かす組織の仕組み

第10章 ビジネス・インサイトの本質直観

第11章 本質直観の本質直観

第12章 直観をどうやって伝えるか(という問いは必要か?)

目次

優れた経営者は直観する
ソーシャルメディアから本質直観を考える
本質直観とは何か
誰のどんな声を聞いてどう応えるか?―市場反応とセグメンテーション
市場志向がめざすものとは?―オブザベーション
無意識は取り出せるか?―心脳マーケティングとZMET
過去をたどって自分自身を問い直す―内観法(Introspection)
「質」と「量」の見かたを根本から更新する
リサーチを生かす組織の仕組み
ビジネス・インサイトの本質直観
本質直観の本質直観
直観をどうやって伝えるか(という問いは必要か?)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金城 雅大(きんじょう まさひろ)

28
マーケティングの専門的な話は半ば流して読んだが、考え方の癖としてこの本質直観を身につけることの有意性はよく理解できた。 「1.できるだけたくさんの知見に日常的に触れていること/2.その知見を、なんとなくであれ自分の問題として考えていること」 1はできているので、2を日常的に意識したい。2020/05/01

チャー

7
市場調査の方法について哲学的な解釈という視点こら記された本。開発における直感の発現とその理由を、外部のニーズではなく自身の内面から追求している。マーケティングリサーチにおいて、そもそもニーズがあるか怪しいという点は気づきであった。社会が求めるものは必ずしもそこにいる人たちが認識しているわけではなく、開発者自身の内面にある考えを具現化した結果、社会に受け入れられるという方が適切かもしれない。量的な調査で統計処理された数字を鵜呑みにせず、自分がどうしたいのか、なぜそう感じるのかを問う方法は斬新な視点であった。2020/07/04

pyonko

2
マーケティング・リサーチを、既存の哲学・思想などを使い、考え直してみるというような本だと理解。あまり理解が出来なかったという感想。でも顧客の声がすべてじゃないっていう所は同意。2015/06/08

やまら

2
組織論や経営戦略論、マーケティングを含めたものを2年間学んだが、主要な論調はいくつかあるものの、どれが優れているのか?ということが分からなかった。個々の内容は分かるもののしっくり来なかった。しかしこの本を読んで、人間の心理や哲学を知らなければ結局、経済や経営というのは測ることができないのではないだろうか、と感じた。個々の人間が社会にどう作用するのか、社会は個人にどう作用するのか、心理や哲学(生物学も含めて)等をさらに知っておかなければ、経済学や経営学は極めることは難しいだろう。2014/03/21

funkypunkyempty

0
★★★ もやっとするところが多い。興味ないはずはないのだが・・・もどかしい(苦笑)2017/10/01

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