内容説明
つらい離婚を経験し、心の傷もまだ癒えぬジョージアのもとに、元夫から結婚式の招待状が届いた。どこまで私を傷つければ気がすむの?愕然とするジョージアはそんなとき、友人で魅惑のプレイボーイ社長ショーンに意外な提案を持ちかけられる。病に倒れた母に結婚をせかされ困っているので、婚約者役を演じてくれないか、と。ジョージアはためらった。永遠の愛を信じて失うのはもうたくさん。でも、ただのお芝居なら……? 迷ったすえ、彼女はショーンに元夫の結婚式にフィアンセとして出席してもらうことを条件に承諾する。契約成立のしるしに握手しようと右手を差し出したジョージアに、彼はにやりとして言った。「恋人同士は握手などしないさ」そして、めまいのするような熱いキスをして……?!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃろ
4
⭐️⭐️なんだかなぁ、あんまりパッとしない。ヒーローが母親の入院に慌てて喜ばせようと、もうすぐ結婚すると仄めかす。気になっていたヒロインに偽装婚約を持ちかけるって内容でよくある設定でした。ヒーローも最後まで愛を認めずヒロインに怒られるというちょっと情けない。2015/05/25
akiyuki_1717
0
好印象を持ち合わせていた二人が、自然と付き合うようになり、ひょんなこヒーローが条件付きの偽装婚約を持ち出す。まぁ概ねさらりと読めた。ただ、新しい土地で店を構えて、新生活を始めようとしている時に、人前でその土地の勇士に向かって怒鳴り、婚約指輪を顔に投げつけたりして、その後の商売のことや、ヒーローと親戚関係の姉夫妻のこと考えなかったのか?その上、既にヒーローから条件通り、安く家を譲ってもらってるのに、別れると息巻いといて、仕事を貰えなくてもいいと口にしたところが、浅ましく感じた。そこは辞退すべきでしょう。2014/06/26
キッチンタイマー
0
シェーンコノリーというアイルランド人とか、名前パク。とりあえず表紙の男性イメージでのりきる。軽いノリのコメディかな。完全に尻にしかれる運命のヒーローだった。スコットランドは勝ち組だけどアイルランドは色々悲哀の国だったと思い出す。なら、ヒロインジョージアは南部?かと思いきやカリフォルニアでしたか。2014/03/22