内容説明
仕事のためギリシアの島々をめぐっていたエレノアは、大富豪アレクセイ・ドラコスが所有する島を訪れた。ふだんは島外の者が足を踏み入れることの許されない孤高の地――しかし年にたった1度催される祭りの日だけは例外なのだ。エレノアはそこで出会ったアレクセイの母親と親しくなり、幸運にもしばらくのあいだ島に滞在できることになる。密かにアレクセイに憧れていたエレノアは胸を躍らせるが、当の彼はよそ者の彼女に敵意を表し、仕事まで蔑む始末だ。さらにアレクセイは、ギリシア神を思わせる堂々たる声で言い放った。「どこの会社に勤めていようと、ぼくは簡単にきみをくびにできる」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
麻琴
2
全く話に入り込めず楽しくなかった。事件を解決する的なというか、そもそも恋愛小説で事件が起きる作品が好きじゃない。少なくともイマージュやロマンスのシリーズでそういう話は合わないと思う。あとヒロインが記者なのも好みじゃない。タイトルも大げさで偽り有り。処分。☆02015/06/17
akiyuki_1717
1
出だしが説明調で、入り込むのに時間がかかったけど、半ば近くになって、ヒーローの魅力がどっと増した。ヒロインも意地っ張りかとおもいきやイマージュよりデザイア調で大人な恋愛ストーリー。彼の両親のお話も読んでみたいと思った。2014/02/14